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栄養士の服装とは どのような服装が適しているのかを解説

シェアダイン編集部
作成日:2022/07/09
更新日:2022/11/22

目次

【栄養士】とは、栄養学の専門知識のもと、個人個人それぞれの栄養状態に見合った食事内容の管理や、病気療養者の栄養管理をしていく、栄養学におけるプロフェッショナルです。
病院や介護施設をはじめ、学校や保育園、会社の食堂など、活躍する場は広く様々ですが、職場ごとにふさわしい服装、また、通勤と勤務中とでの服装に悩まれる方も少なくないと思われます。
この記事では、栄養士の職場での服装白衣、制服でのポイント、私服でのポイントについて、それぞれ解説させていただきます。
食にまつわるプロフェッショナルとして、清潔な見た目は特に意識すべき大切な項目です。
服装のポイントや傾向を抑えることで、栄養士としての言葉の説得力も増すことが出来ます。
料理を提供する方に、日々の食事から、安心してたくさんの栄養を摂取してもらえるようになりましょう。

栄養士の職場での服装

白衣・制服の場合のポイント

病院では療養施設では、主に白衣や指定の制服を着ることが多くなります。
施設の方々や患者さん、その家族の方々などにも、いつ、どこで見られても、衛生的な印象を与えて安心することが出来るよう、清潔感と周りとの統一感には気を配ることが大切です。

不快感を与えないようなインナー

白衣は下に着ているものが透けて見えやすいため、派手な色や目立つ柄のインナーを着ていると目立ってしまい、人によっては不快に感じることもあります。
白衣に近い白や、肌の色に近いベージュなどのものを選ぶと無難であるといえるでしょう。
コートのような胸元が開いているデザインの白衣であるなら、黒や暗めのグレーなどの配色の無地のものを選び、首元が詰まったデザインのものを着用すると、全体がすっきりと落ち着いて見えるのでおすすめです。

透けにくい下着

白衣を着用する際は、インナーと同じように、下着にも気を遣うことが必要となります。
黒や赤など派手な色や柄は避けるようにし、ベージュなど肌の色に近いものを選ぶと良いでしょう。
また、パンツタイプの白衣の場合は下着のラインが出てしまうこともあるため、縫い目の少ないデザインや、透けにくさを売りにしている商品を選ぶのがおすすめです。
この場合も、派手な色は避け、ベージュやピンクなど淡く目立たない色を意識しましょう。

スッキリとしたシルエットのボトムス

白衣は清潔感を出すための服であるため、ゆったりとしたシルエットのボトムスは避け、スッキリとしたシルエットになるボトムスを選びましょう。
ワイドパンツなどのシルエットは、白衣と合わせるとだらしない印象を与えてしまいがちですので、衛生的なイメージを与える白衣では避けるべきものになります。
かといって、反対にスキニーパンツのような引き締まり過ぎるものは、シルエットこそスッキリするものの、移動や運動量が多い職場環境では動きづらさの原因になりかねません。
伸縮性がありつつ、スッキリとしたシルエットになるものを選ぶことがポイントといえます。

私服の場合のポイント

指定の制服や白衣がある場合は、それを軸にしての考え方になりますが、完全に私服となると悩んでしまう方も少なくないと思います。
また、勤務中は白衣でも、通勤時になにを着ていけば良いかで悩むこともあるはずです。
基本的な考え方は白衣の時と同じで、施設の方々、患者さんやそのご家族などにt、職場に出入りする際を見られても悪い印象を与えないような、社会人として落ち着きのある、衛生的な服装であれば問題ありません。

清潔感を大切に

私服の際に気を付けるべき点として、洗濯によるシワ、気付きにくい汚れなどが挙げられます。
白衣は業者が洗濯してくれることもままあるため、あまり気にしないで済む場合もありますが、私服の場合、清潔感のある色と恰好をしていても、背面のシワや汚れに気付かず着用してしまうこともあるため、注意が必要です。
介護施設の一部などでは、あえて私服にすることで家庭的な雰囲気を出し、入居者との距離を近くするような考えの場所もあります。
衣服のシワや汚れは、家庭的な雰囲気というよりは”みっともない生活感”と見受けられてしまうため、日頃の洗濯やアイロンがけを意識しましょう。

オフィスカジュアルにまとめる

オフィスカジュアルとは、シャツにカーディガンやジャケット、スラックスやスカートのような、スーツほど固くないものの、一般的に社会人として落ち着いて見られるような格好をさします。
色はベージュや黒などのシンプルなものを選ぶようにし、Tシャツにサンダル、スウェットにジャージなど、だらしない印象を与えてしまいがちな服は好ましくない場合が多いため、避けておくのが無難でしょう。
勤務中は白衣や制服だとしても、職場への通勤中は施設の利用者などに見られることもあることから、落ち着いた印象の服を選ぶことを心がけることが必要です。
職場の雰囲気や考え方によっては、多少カジュアルに寄せても大丈夫なこともあるため、様子を見ながら徐々に合わせていきましょう。

露出や派手な色柄は避ける

極端に露出の多い服装や、目立ってしまう奇抜な色、アニマル柄やキャラクター物なども、職場のマイナスイメージとなってしまう可能性が少しでもある以上は避けましょう。
確かに通勤時間中は仕事ではありませんが、私服で職場に出入りする以上、あくまで仕事に繋がる時間の一部にはなりますので、出来るだけ落ち着いた色合いとシンプルなデザインを心がけるべきであるといえます。
具体的にはミニスカートやノースリーブ、高いヒールやサンダルなどが該当するため、可能であれば夏場の暑い時期でも袖のある薄手のものを、足元は動きやすい靴が理想的です。

髪型やメイクのポイント

女性は髪型やメイクにも気を遣う必要があります。
絶対的な決まりはない所が多いものの、ある程度のラインは把握しておくことが大切です。

清潔感を第一に

服装と同じく、髪型やメイクも清潔感を第一に考えることが重要です。
ヘアスタイルがロングの方はヘアゴムでまとめる、ショートの方もヘアピンで前髪を留めるなど、業務中に邪魔にならないようにすることがポイントとなります。
特に調理業務の中では、衛生的観点から、調理中に顔や髪に触れるべきではないとされているため、業務に支障をきたさないようなヘアアレンジを考えることが必要です。

ナチュラルな印象を与えられるように

メイクでいえば、派手なアイメイクや口紅などはふさわしいものではありません。
服装と同様、ブラウンを基調としたナチュラルメイクを意識し、カラーコンタクトやつけまつげなども業務には必要のないものと認識されるため、避ける方が無難でしょう。
派手な巻き髪や編み込みなども、どちらかといえば華やかな印象で、ナチュラルとは離れてしまいがちですので、通勤や業務中にはあまり好ましいものではないといえます。

その他に着用することがあるもの

コックコート

調理業務がある場合はコックコートを着る機会もあります。
単に「白衣」と呼ばれることもありますが、栄養士の着る白衣とは違って、首までボタンで留めるようなものが多く、帽子やズボンとセットで着用することがほとんどです。
調理業務のための服なので白が基調とされているため、インナーや下着の色や柄に関して、派手なものは避けるという注意点は同じになります。
調理業務は、相手が食べる料理に直接触って携わるものですので、いつも以上に衛生的な恰好、髪型、メイク、指の爪などまで気を遣うことが必要です。

エプロン

保育園勤務などでは、白衣にエプロンを着用する場合があります。
子供を相手にするため、直接白衣で接すると食べ物や泥汚れで汚されてしまう可能性を考慮してですが、園によっては働いている保育士さんに合わせ、子供向けのエプロンを着用できるところもあるようです。
私服同様、シワや汚れには気を遣い、保護者の方々からいつ見られても大丈夫なよう、清潔な印象を与える格好を心がけることが必要になります。

まとめ

栄養士として勤務する際、白衣で働く場合と私服で働く場合があります。
どちらも共通して意識すべき点としては、
清潔感を第一に、いつ、どこで外部の方から見られても衛生的な印象を与えられるようにする
ということが、最も重要なポイントです。
そのため、白衣の場合は、
インナーや下着は落ち着いた色を選び、派手な柄は避ける
ワイドシルエットは避け、スッキリとした印象を与えるボトムスを選ぶ
私服の場合は、
オフィスカジュアルにまとめる
派手な色や柄は避け、ナチュラルな印象を
という点が、それぞれの注意点といえます。
また、服に限らず、髪型やメイクも意識すべきポイントであり、業務の邪魔にならず、落ち着いた印象を与えるような見た目にすることが必要です。
食に関する仕事であるため、見た目で衛生的にマイナスイメージを与えることのないよう、日頃から心がけるようにしましょう

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