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グルメサイトに掲載するメリットと大手グルメサイトの比較

シェアダイン編集部
作成日:2022/08/13
更新日:2022/11/29
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目次

インターネットでの検索が日常となっている現在、飲食店経営をするうえで、やはりグルメサイトへの掲載を検討することもあるでしょう。
グルメサイトは複数存在しますが、各サイトによって特徴が異なるので、お店に合ったサイトを見極めることも必要です。
この記事では、グルメサイトの特徴や選び方のポイントについて解説いたします。
記事を通してグルメサイトの特徴を把握し、グルメサイトを選ぶ際に役立てることができます。

集客におすすめのグルメサイト比較

グルメサイトは、飲食店の情報を専門に提供するサイトです。
お客様が飲食店を探す際に参考になる、お店の基本情報や写真、口コミ等が掲載されています。
グルメサイトはインターネットを使える環境であれば閲覧できるため、現在、飲食店を探す手段として浸透しています。

主要なグルメサイトを特徴あわせてご紹介

現在の主要なグルメサイトである「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」「Retty」の特徴を紹介します。
各グルメサイトには、無料プランと有料プランがあります。

食べログ

掲載店舗数、ユーザー数が一番多いグルメサイトです。
知名度が高く、幅広い世代に利用されています。
検索結果に対して上位表示されやすい対策も、強化されています。
したがって、食べログに掲載中の店名を検索した際は、食べログのページが一位に表示されることも多いです。
有料プランには、ネット予約機能やゴールデンタイムの表示を強化する機能等もあります。

ぐるなび 

歴史あるグルメサイトで、30~40代の男性ユーザーが多いです。
食べログと比べて店舗掲載数は少ないですが、知名度は高いです。
インバウンドへの対応も充実しており、外国語でのページの作成もできます。
有料プランでは、経営に役立つサービス「ぐるなびPRO」が利用できます。
コンサルトによる経営戦略検討、経営者に必要な知識の講座を受講できるプランもあり、お店側に寄り添うグルメサイトです。

 ホットペッパーグルメ 

若者や女性の圧倒的なユーザー数を持つグルメサイトです。
他サイトよりもクーポンが多数掲載されており、クーポン利用を考えているお客様に積極的に利用されています。
有料プランは、掲載可能なクーポン数や掲載順位等の要因で、料金が変動します。

Retty

実名登録制であるFacebookと連携する仕組みを利用して、ユーザーは実名で口コミを書きます。
実名制でないグルメサイトは、サクラによる口コミが問題になることもありますが、Rettyは口コミの信憑性が高いです。
また、SNSの機能を備えており、ユーザー間でのフォロー機能やタイムライン投稿機能もあります。
他にも、特定の地域やジャンルのグルメ情報に詳しいユーザーを「トップユーザー」として認定するシステムがあります。トップユーザーによる口コミは上位表示され、多くのユーザーから参考にされています。
有料プランには、Google・Yahooの連携、広告の非表示等の機能があります。

お店がグルメサイトを選ぶ際のポイント

グルメサイトを選ぶ際の主なポイントとしては「ユーザー層」「料金」があげられます。
まず、ユーザー層については、世代を問わずにお店を知ってもらうことを重視する場合、食べログは有効でしょう。
Googleの検索結果でも、特に食べログは上位表示されやすいので、多くの人の目に触れやすくなります。
ぐるなびは、30~40代男性のユーザーが多い点を考慮し、該当層のユーザーの来店数を増やしていきたいお店には適しています。
ホットペッパーグルメは、若者・女性、クーポンを重視しているお客様をターゲット層とする場合におすすめです。
Rettyは比較的新しいグルメサイトになりますが、現在、ユーザー数は着実に増えています。
信憑性やSNS機能といった他サイトにない新奇性から今後も需要が高まる可能性が高く、今後開業するお店にとって、有効な選択肢になり得るでしょう。

料金も、重要なポイントとなります。
有料プランは、最安で月額1万円程度から用意されており、機能が充実するにつれて料金が上がります。
ホットペッパーグルメは、最安の有料プランでも金額が高い傾向があります。
「最低限必要な機能を利用できるプラン」と「月々の支払い可能な料金」のかね合いを熟考した上で、プランを選択しましょう。
掲載料に加えて、ネット予約が成立した際に掛かる「予約手数料」も課される場合があることにも要注意です。
有料プランの契約に不安がある場合は、まず無料プランから始めるのも選択肢です。

グルメサイトを利用するメリット

一つ目のメリットは、インターネット予約機能、ポイント還元機能、クーポン掲載機能等、便利な機能を利用でき経営を効率化できる点です。
高額なプランになるほど、機能も充実します。
二つ目のメリットは、お客様の動向のデータを収集できる点です。
例えば、「クーポン発行時にどの世代のお客様が利用したのか」等の履歴がわかります。
収集データを分析し、今後の経営指針のヒントにすれば、売上げの向上に役立てることができるでしょう。
三つ目のメリットは、お店の認知度を上げられることです。
グルメサイトにアクセスしたユーザーに対してお店の露出度を高めることができます。
知名度の低さが理由で売上げに悩んでいるお店は、グルメサイトへの掲載を機に認知度が上がる可能性も期待できます。

グルメサイトを利用するデメリット

一つ目のデメリットは、費用が掛かることです。
有料プランは条件が良いプランになるにつれて高額になります。しかし、無料プランには機能制限があり、やはりグルメサイトを利用する醍醐味は、有料プランの利用にあるでしょう。
二つ目のデメリットは、否定的な評価や口コミを書かれる場合もあることです。
否定的な評価を見たユーザーは、来店意欲をなくす可能性も十分あります。
しかし、否定的な意見をきっかけに、改善点が明確になるという捉え方もできます。
お店のサービスをより良くするための意見として取り入れれば、一転してお店のメリットにもなるでしょう。

Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィール(旧:グーグルマイビジネス)とは、Google検索結果やGoogleマップにお店の情報を掲載できるシステムです。Googleマイビジネスに登録すると、検索結果に、お店の基本情報がコンパクトにまとまった「ナレッジパネル」が表示できます。
登録できるお店の情報は、電話番号・住所・営業時間・写真・ウェブサイトのURL等です。お店側からの投稿や、お客様による口コミ機能等も利用可能です。
Googleビジネスプロフィールは、Googleアカウントを所有していれば無料で利用できます。
現在、検索エンジンとしてトップクラスのユーザーを持つGoogle上にお店の情報を掲載しておくことは、有効です。
グルメサイトへの掲載はためらう場合も、Googleマイビジネスへの登録は是非しておきましょう。

まとめ

グルメサイトへの掲載は、プランの選択や掲載料等、悩ましい側面もありますが大きな集客効果を期待できます。
まずは無料プランでの契約から始めて、今後の方針を決めるのも良いでしょう。
本記事で紹介した主要なグルメサイトの中にも複数のプランがあり、選択肢は多く用意されています。
グルメサイトを利用する際は、自分のお店に合ったプランをよく検討し、サイトの機能やデータを最大限活かすことが大切です。

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