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なかなか解消しない保育園問題。2人目はきょうだいポイントがある…と思っていても、1年目は上の子と同じ保育園に入れなかった、ということも多いようです。
また上の子が小規模保育に通っている家では兄弟、姉妹両方の「保活」が必要になることも。二人目だから大丈夫、と思わず、認証保育園を含めて事前に見学しておくといいですね。
認可保育園や認証保育園を見学に行くときは、その園の「食育」への取り組みを聞いてみるのもいいですね。まだまだ保育園を選べる状況ではありませんが、その保育園が何に力を入れているかを知っていて損はありません。
ここでは東京近郊で「食育」に力をいれている保育園をご紹介。
保育園の食育ポイント①食材
アンジェリカ保育園
埼玉県日高市に自社農園を持ち、産地直送で給食の食材になっている。(※自社農園以外の食材も使用)田植えや稲刈りなどの農園体験などのカリキュラムも豊富。
認可保育園、認証保育園の両方を運営。東京23区内に15施設を展開している。
吉見光の子モンテッソーリ子どもの家
千葉県佐倉市にある認定こども園。
保護者からの提案で給食の食材を見直し、食材にオーガニック野菜や無添加調味料を使用。市内農家に有機野菜の生産を呼び掛け、取引を始めたという力の入りよう。
日本の学校でも少しずつ取り組みが広がる「エディブル・スクールヤード」を実践している。
※エディブル・スクールヤードは、「おいしい革命」で有名なアリス・ウォータースさんが1995年にアメリカカルフォルニア州の公立中学校の校庭に創設した教育農場。オーガニック農法で作物を育て、命とのつながりを学ぶというもの
保育園の食育ポイント②食べ方
伊興保育園(東京都足立区)
給食で野菜から食べる習慣づくりを実践。理由はなんと糖尿病予防。足立区では2013年より区立保育園で「一口目は野菜から」を推進している。
茶々保育園
この保育園の給食ではビュッフェ式ランチスタイルを取り入れている。一人ひとりがメニューや食べられる量を考えて取り分けるためだ。海外ではよく聞くが、国内では珍しいのではないだろうか。
保育園の食育ポイント③スタジオキッチン
コビーアンドアソシエイツ
もともと食育に力を入れているコビーアンドアソシエイツがミサワホームと協力体制を組み、出来たのが「コビープリスクールかみめぐろ」。
ガラス張りのスタジオキッチンでは本格シェフ・プロパティシエから学ぶ「コビー食育プログラム」が開催される。
グローバルキッズ
食育メディア「HAPIKU」を運営するなど、食育への取り組みが活発なグローバルキッズ。
特に認定子供園である飯田橋こども園にはスタジオキッチンを備え、離乳食講座や親子クッキングなども一般公開で開催されている。
いかがでしたか?もし通っている保育園でこんな食育やってます!というのがありましたら、問い合わせフォームより食育メディア編集部までお寄せください!