スーパーに行けば手頃な価格購入でき、ジューシーな食感が魅力の鶏もも肉。鶏もも肉で作るから揚げは子どもから大人まで幅広い世代に好まれる定番のおかずといえるのではないでしょうか。普段の食卓だけでなく、お弁当やおつまみとしても大活躍してくれますよね。とはいえ、から揚げ、炒め物くらいしかレパートリーがない…マンネリなレシピの繰り返しに悩んでいる方も多いのでは?そこで今回は、作り置き出張サービス「シェアダイン」で活躍している料理家が作り置きや使い切りにピッタリの鶏もも肉レシピをご紹介します。どれも難しい工程はなく、身近な材料で簡単に作れるものばかりですので、毎日の献立に役立ってくれるはず。是非参考にしてみてくださいね。

※この記事はライフスタイルに寄り添う出張シェフサービスのシェアダインがお届けしています。
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『炒めて調味料を合わせるだけ!やわらか鶏もも肉のカラフル酢鶏』

【材料 】(4人分) 調理時間:20分

・鶏もも肉・・・2枚

・赤パプリカ・・・1個

・黄パプリカ・・・1個

・ピーマン・・・3個

・片栗粉 ・・・適量

・トマトケチャップ(A)・・・大さじ2

・酢(A)・・・大さじ2

・砂糖(A)・・・大さじ2

・醤油(A)・・・大さじ2

<作り方 >

1・鶏もも肉は一口大に切り、全体に薄く片栗粉をまぶす。パプリカ、ピーマンはそれぞれ種を取り除き、食べやすい大きさに切る。

2・器に(A)の調味料を入れて混ぜ合わせておく。

3・フライパンにサラダ油少々(分量外)をひいて中火で熱し、鶏もも肉を炒める。上下を返しながら焼き、中まで火が通ったらパプリカ、ピーマンを加える。2の合わせ調味料を加えて全体を炒め合わせる。

定番中華料理の酢豚を鶏肉でアレンジしたメニューです。ケチャップベースの味付けなので、小さいお子様も食べやすく、パプリカで色鮮やかに仕上げれば、華やかなメインディッシュになります。冷蔵庫で2日保存可能。

料理家:廣野沙織

『みんな大好き!調味料を合わせて焼くだけジューシー照り焼きチキン』

【材料】2人分 調理時間:15分

・鶏もも肉・・・1枚(約300g)

・塩コショウ・・・少々

・サラダ油・・・少々

・砂糖・・・大さじ1/2

・みりん・・・大さじ1

・醤油・・・大さじ1と1/2

・付け合わせの野菜・・・適宜

<作り方>

1・鶏もも肉は半分に切る。筋を切り、余分な脂身を取り除く。厚みがある部分は包丁で切り込みを入れて、厚さが均一になるようにする。皮目にフォークで数か所さしておく。塩コショウをまぶす。

2・フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、鶏もも肉を皮目から焼く。あまり動かさずに、こんがりと焼き色が付くまで3分ほど焼く。上下を返して蓋をし、弱火でさらに3分ほど蒸し焼きにする。

3・蓋を取り、余分な油をキッチンペーパーでふき取る。再度皮目を下にして中火にし、砂糖、みりん、醤油を加える。鶏肉にタレを絡めるようにしながら炒め、タレにとろみが付いたら火を止める。鶏肉は食べやすい大きさに切り分け、器に盛り付ける。レタスなどお好みの野菜を添えても◎

甘辛いタレの絡んだ照り焼きチキンは子どもが大好きな味。ごはんが進むのでおかずとしても、お弁当に入れても喜ばれるはず。大人向けには七味やブラックペッパーをふってアクセントを付けてもOK。鶏もも肉は火が通りにくいので、筋を切り、厚みを均一にして、あまり動かさずにしっかりと焼き色を付けてから蒸し焼きにしましょう。これらのポイントをおさえれば、どなたでも失敗が少なく美味しく作ることができると思います。冷蔵庫で2日保存可能。

料理家:midori

 

『レンジで簡単!蒸し鶏のさっぱり香味ダレ』

【材料】(2人分 )調理時間:15分

・鶏もも肉・・・1枚(約300g)

・塩・・・小さじ1/2

・酒・・・大さじ2

・ショウガの薄切り(A)・・・4~5枚

・長ネギの青い部分(A)・・・10㎝程度    

・ショウガのみじん切り(B)・・・1片(約40g程度)    

・長ネギのみじん切り(B)・・・10㎝分程度

・醤油(B)・・・大さじ2   

・酢(B)・・・大さじ1     

・ごま油(B)・・・大さじ1 

・砂糖(B)・・・小さじ1/2 

・白ごま(B)・・・小さじ2

・きゅうりやトマトなどお好みの野菜・・・適宜

<作り方>

1・鶏もも肉は半分に切り、皮目を下にして、筋を切るようにして浅く切り込みを入れる。塩をふってなじませ、耐熱皿に並べる。酒をふり、(A)をのせてふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで3分加熱する。     

2・鶏もも肉の上下を返し、再びラップをして、600Wの電子レンジで2分30秒~3分加熱する。(この際の蒸し汁はあとで使うので捨てないでください。)   

3・鶏もも肉の粗熱を取っている間に、香味ダレを作る。(B)を全て小さめの器に入れて、良く混ぜ合わせる。      

4・鶏もも肉の粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切り分け、器に盛り付ける。とっておいた蒸し汁を大さじ1程全体に回しかけ、その上に香味ダレを掛ける。お好みの野菜を添えて頂く。     

暑くてキッチンに立つのも億劫…という時や、疲れていて料理に時間を掛けたくない、という時におすすめの、レンジで調理する蒸し鶏です。鶏もも肉を使うので、しっとりとジューシーに仕上がります。生姜や長ネギをのせてレンジ加熱することで臭みが取れて爽やかな風味が楽しめます。タレも材料を合わせるだけなので、とても簡単です。残った蒸し鶏は冷や し中華などの麺類のトッピングにしたり、刻んでチャーハンに入れたりと幅広く活用できます。冷蔵庫で2日保存可能。

料理家:midori

 

『切ってトマト缶で煮込むだけ!短時間で美味しいチキンのトマト煮』

【材料】(4人分)調理時間:30分

・鶏もも肉  ・・・1枚(約300g)

・玉ねぎ            ・・・  1/2個

・ニンジン・・・小1本

・ズッキーニ・・・1本

・パプリカ・・・1個

・薄力粉 ・・・ 適量

・塩コショウ・・・適量

・白ワイン・・・大さじ1

・コンソメ顆粒・・・ 小さじ1

・オリーブオイル・・・ 適量

・ホールトマト缶 ・・・1缶

・ベイリーフ(月桂樹) ・・・1枚

<作り方>

1・鶏もも肉は一口大に切り、塩コショウをふり、小麦粉を薄くまぶす。

2・玉ねぎ、ニンジン、ズッキーニ、パプリカは食べやすい大きさに切る。

3・フライパンにオリーブオイルをひいて、鶏もも肉を入れ、表面に焼き色が付くまで中火で焼く。

4・鶏もも肉をフライパンの端に寄せ、空いたところに野菜を入れて炒め、しんなりとしたら塩コショウをし、白ワインをふって混ぜ合わせる。

5・ホールトマトの缶詰を潰しながら加え、ベイリーフ、コンソメ顆粒を加えて10分ほど煮込む。

フライパン1つで短時間で出来るので、手間がかからずおすすめ。ちょっと洋風のおかずが食べたい時に、トマト缶1つあればすぐに作ることができます。もっと雰囲気を変えたければクスクスの上にかけて食べても美味しいです。クスクスは火にかけずにお湯で戻すだけで、すぐに食べられる世界最小のパスタ。ご飯がない時や時間のない時に、常備しておくと重宝します。冷蔵庫で2日保存可能。

料理家名:関裕子

『調味料の比率は同じで覚えやすい!鶏もも肉と根菜の甘酢炒め』

【材料】(2人分)調理時間:15分

・鶏もも肉・・・100g

・さつまいも・・・100ℊ

・レンコン・・・100ℊ

・白ごま・・・少々

・揚げ油・・・適量  

・水(A)・・・大さじ2     

・砂糖(A)・・・大さじ2

・みりん(A)・・・大さじ2 

・醤油(A)・・・大さじ2

・酢(A)・・・大さじ2

<作り方>

1・小さな器に(A)の調味料を入れて混ぜ合わせておく。

2・さつまいもは皮付きのまま1センチ幅程度の半月切り(もしくはいちょう切り)にして水にさらしてアクを抜く。しっかりと水気をふき取る。レンコンは、皮を剥いて1センチ幅程度のいちょう切りにする。鶏もも肉は一口大に切る。   

3・170度に熱した揚げ油でさつまいもとレンコンを素揚げする。うっすらときつね色になったら、取り出して油を切る。      

4・フライパンにサラダ油少々(分量外)をひいて中火で熱し、鶏もも肉の皮目から焼く。焼き色が付いたら上下を返し、中まで火を通す。さつまいもとレンコンを加え、合わせておいた調味料を注ぐ。煮汁が少なくなるまで絡めるように炒める。水分が飛んで照りが出てきたら器に盛り付けて白ごまをふる。

調味料が同じ割合なので覚えやすく、甘酸っぱさがあとひく美味しさです。ジューシーな鶏もも肉と、ホクホクの根菜の食感も楽しめます。お弁当にもおすすめです。冷蔵庫で2日保存可能。

料理家:midori

いかがでしたか?直火を使わずに作ることができる簡単レシピから、ケチャップベースの甘酢ダレや照り焼き味などの子どもに人気の味付けのレシピまで、きっとお気に入りのレシピが見つかるはず。調理方法にもよりますが、鶏もも肉は中まで火が通りにくいので、余分な脂身を取り除き、筋を切ったり厚みを均一にしたりと、ひと手間かけることが美味しく仕上がるポイントです。鶏肉には、私たちの身体の筋肉や皮膚、髪や爪などの組織を作るのに欠かせないたんぱく質が豊富に含まれています。特に成長期のお子さんがいるご家庭では積極的に食べたい食材でもあります。是非、色々な調理法や味付けで鶏肉料理を日々の献立に取り入れてみてくださいね。

出張シェフサービスのシェアダインでは、管理栄養士や本格シェフによるお客様に合わせたお料理メニューで、お料理の作り置きサービスを提供しています。知識をもったシェフが寄り添って、お食事を全面サポートいたします。
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ライター紹介 楠みどり(シェアダイン料理家)
輸入青果会社勤務時代に野菜に興味を持ち、野菜ソムリエプロ、フードコーディネーターの資格を取得、料理教室を主宰。出産後は子どもの味覚の敏感さに驚き、子どもの味覚を育てたいという思いから、幼児食インストラクターの資格を取得。現在はフリーランスのフードコーディネーターとしてレシピ開発やスタイリングなど行うと同時に、出張・作り置きサービス「シェアダイン」の料理家として、主に子育て世帯の食事に向き合い、献立の提案・調理・レシピ提供等を行っている。

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