2019年12月5日(木)、小田急電鉄様の社内イベント「ICTプラットフォーム ONE(オーネ)とシェアリングエコノミー」シェアダイン共同代表の井出有希が登壇させていただきました。

*「ONE(オーネ)」とは、1つのIDで、小田急グループのサービスや提携企業のシェアリングサービスなど多彩なサービスを、安心、快適、便利にご利用いただける地域密着型のサービス提供プラットフォーム。シェアダインは、その第一弾提携サービスです。

はじめに、小田急電鉄 経営戦略部 ICTプラットフォームPJ 統括リーダーの松田洋平氏から「ONEの目指す世界観」についてお話がありました。続いて、一般社団法人シェリングエコノミー協会の事務局長で内閣官房シェリングエコノミー伝道師を務めていらっしゃる石山アンジュ氏から「シェアリングエコノミーが、私たちの働き方や暮らし方にどのような変化をもたらし、新たな社会を創出していくのか」具体的な事例を交えて貴重なご講演をいただきました。

シェアダインのミッションを語る井出


また、「ONE」の第一弾提携サービスである、ネクストビート KIDSNAシッター事業責任者の中村暁志氏と、シェアダインの井出がそれぞれのサービスについてご説明。シェアダインのサービスを紹介した後の質疑応答では、「興味はあっても最初は他人が自宅の台所に入ることに抵抗がある。最初の利用のハードルを下げるためのアプローチはどのようにしているか」「共働きの子育て世帯が主要ターゲットに見えるが、実際の利用者層について教えてほしい」といったサービスの本質に関する質問を数多くいただきました。

最後に小田急電鉄 経営戦略部 ICTプラットフォームPJでビジネスプランニングを担当されている和田正輝氏のモデレーションのもと、石山氏、中村氏、井出によるパネルディスカッションが開かれました。パネルディスカッションでは、シェアリングエコノミーの新しい事例から日本におけるシェアリングエコノミーの在り方、またプラットフォームビジネスが抱える「信頼をどう担保するか」といった課題についても活発に意見が交換されました。

会場となりました小田急電鉄本社のMIRAI CAFEには、さまざまな部署から多くの方々がお集まりになり、「ONE」が創り上げるシェアリングエコノミーの世界観について熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

石山氏(前列中央)の掛け声で、中村氏(前列中央左)と参加された小田急電鉄の方々と「シェアポーズ!」

「今回のプラットフォームのような、地域とシェアリングの組み合わせは、非常に相性がいいと思います。小田急電鉄様と一緒に成功事例を作っていけるように努めてまいりいります」(井出)というように、シェアダインでは今回の提携により、「ONE」というプラットフォームを通じて、小田急沿線へのサービス提供による価値をより強化してまいりたいと考えております。

小田急電鉄のICTプラットフォームPJをリードする松田氏(右)和田氏(左)、中村氏と井出の「ONE」チーム