二人目育児Q. 長女が4歳で、長男が生まれたばかりでまだ3ヶ月です。上の子の野菜嫌いがひどいです。もともとあまり野菜を食べなかったのが、2人目が生まれてますます目をかけられなくなり偏食が強くなってる気がします。どうしたらいいでしょうか。
二人目育児A. 二人目が生まれると、二人が同時にうまくいくことはほとんどなくてお母さんは本当に大変ですよね。野菜嫌いや偏食など、気になっていることがあっても、それ自体がすぐになおらないので後回しにしがちです。
子供の野菜嫌いはある程度仕方がない
人間は本能的に苦い(苦味)=毒、すっぱい(酸味)=腐ったもの、と判断するようにできています。野菜のもつ苦味や酸味、渋みは本来嫌がられる味で、基本的に子供は野菜が嫌いなのです。そういうもんだと思うことも時には必要です。ただし、食べて慣れていくことで味覚が育ち、美味しいと感じるようになるので、少しずつでもいいので食べさせ続けることが重要です。
食べやすい野菜から与え、食べられたら思いっきり褒める!
苦味や酸味とは逆に、甘いものは本能的に美味しいと感じます。まずは、甘みのある野菜から食べさせてみて、徐々に食べられる野菜を増やす。そして食べられたときは思いっきり褒めてあげましょう!
「〇〇ちゃんはにんじん大好きだよね~」などと言ってあげるだけで、子供には大きな自信になるんです。
<甘みのある野菜の例>
- かぼちゃ
- じゃがいも
- さつまいも
- にんじん
- とうもろこし
野菜の切り方を変えてみる
野菜の切り方を変えると、野菜を食べるようになった!という子供はけっこういます。
ポイントは「繊維」の向き。
- ピーマン
ピーマンは繊維が縦方向に走っています。繊維が壊れると苦味が増してしまうので、切るときは繊維に沿って縦方向に切るのがポイントです。炒めて火を通すと甘味が増して食べやすくなります。
- キャベツ
繊維に沿って切るとシャキシャキ食感。直角に切るとふんわりした食感になります。食感は好みが分かれますので、お子さんの好きな方で!
- だいこん
だいこんは繊維が縦方向に走っているので、煮込み料理の時は繊維と直角に輪切りにすると味が染み込みやすいです。
生で食べるときは、繊維に沿って切ると良いですよ。
野菜嫌いは急になくなるものではないので、ある程度しょうがないと思いながら「そうきたか。ならこれならどうだ!」と少し楽しむくらいの気持ちがいいですね。なによりもお母さん自身がリラックスして笑顔で食べる。お子さんにも無理に食べさせるより、少しずつ野菜を好きになってもらうといいですね。
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