こんにちは。食育メディア編集部Yです。
6月25日に南浦和で行われた食育×科学 れしぴ研究所主催のワークショップに参加してきました。食育というと、農作業体験や、工場見学、お料理教室などを想像しがちですが、このワークショップでは普段見慣れた食材や調理に隠れる科学を体験できるという。料理をしながら科学を学ぶ?科学実験をしながら料理をする?この時期よく食べるアレが最後にはえー!っと驚く姿に!
中華麺が黄色いのは化学反応?!原材料に卵は入ってません!
キッチンのある会場に様々な食材が並ぶ。参加者は小学生のお孫さんと一緒に来たというおばあちゃんから、大学生、研究職の社会人まで13名。男性も数名いました。主催者の食育×科学 れしぴ研究所の3人が着ているのはエプロン・・・ではなく白衣!
今回のテーマは「中華麺を作ろう」です。冷やし中華などで食する中華麺。麺の色は黄色ですよね?ところが原材料は小麦粉、塩、かんすいだけなんです。ではなぜ黄色い麺なのか。
かんすいは炭酸ナトリウムなどを含むアルカリ剤の食品添加物です。これが小麦粉の中にある色の成分フラボノイドと反応して黄色くなるそうです。むむむ、理系っぽくなってきました!
さて、ワークショップは単に原材料を混ぜ合わせて麺を作るものではなく、かんすいの代わりに重曹を使って作ってみようというものです。あの重曹です。ベーキングパウダーとしても使える、掃除にも使える、あれです。
袋に薄力粉と強力粉、塩、重曹を溶かした水を入れてこねこね。
こねこねこね…
いい感じにまとまって来ました。黄色っぽくなっているのが分かりますか?
次に麺棒で伸ばして、切る。ここで麺の太さに個人差が大きくでます。
茹でると・・・
一気に鮮やかな透き通った黄色になりました。具を飾ると、立派な冷やし中華です。
かんすいと重曹は違うものなのになぜちゃんと中華麺ができるのか、の説明もしっかりとあります。ここでは画像だけチラ見せいたします。
ぎゃー!緑色の麺!これぞ化学の力
さきほど作った中華麺がなんと緑色に!
これは紫キャベツと中華麺をいためて焼きそばにしたもの。紫キャベツのアントシアニンに、アルカリ性の中華麺が反応して緑色になったそうです!紫キャベツの色が出たのではなく、これも化学反応なんです。
夏休みの自由研究にも最適!光るグミ作りも
いつものお料理が科学実験に大変身。身近な食材でなんと光るグミが作れるそう!小学生の夏休みの自由研究にいかがですか?
- 『科学の力で中華麺をつくろう』
- 日時:平成29年8月6日(日)午前10時~12時30分
- 場所:八広地域プラザ 吾嬬の里1階調理室
- 対象:小学生とその保護者。
※お子様だけの参加はできません。また墨田区に在勤、在学、居住の方に限ります - 定員:10組20名(先着順)
- 参加費:1,000円
- 申込期間:7/1(土)~7/28(金)
- 申込方法:お電話(03-6657-0471)または八広地域プラザ1階受付にて
- 『光るグミを作ろう』
- 日時:平成29年7月22日(土)12:30~14:30
- 場所:コープみらいカルチャー春日部
- 対象:小学生。小学校2年生以下は保護者同伴
※小学校2年生以下は保護者同伴。コープの会員の方のみ - 参加費:1,665円
- 申込期間:6/19(月)~
- 申込方法:コープみらいカルチャー夏の短期講座 チラシをご覧ください
http://mirai.coopnet.or.jp/event/culture/
- 『光るグミを作ろう』
- 日時:平成29年7月22日(土)12:30~14:30
- 場所:コープみらいカルチャー浦和
- 対象:小学生。小学校2年生以下は保護者同伴
※小学校2年生以下は保護者同伴。コープの会員の方のみ - 参加費:1,665円
- 申込期間:6/19(月)~
- 申込方法:コープみらいカルチャー夏の短期講座 チラシをご覧ください
http://mirai.coopnet.or.jp/event/culture/
ワクワクするような科学実験とワークショップを通して、子どもやその親に「食」への関心を持ってもらうことを目的とした活動をしています。
区役所、企業、他団体とコラボし、食と科学を絡めた様々なワークショップを展開中。
- 公式ブログ? http://ameblo.jp/recipeken2016/
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