子供にとって3食の食事に加えて栄養とカロリーを補うという重要な役割をもつ“おやつ”。保育園では市販品のお菓子を取り入れながら、野菜や豆腐を使った手作りおやつやおにぎり、麺類など3食の食事では摂りきれない栄養やエネルギーをカバーするために工夫されたおやつが提供されます。お迎え帰りの給食のショーケースの前で、「これおうちでも作って~」なんて言われたことはありませんか。保育園のおやつは一度に大量に作らなければいけないので簡単に作れるものばかり。ご家庭でも保育園で作られている簡単おやつを作ってみてはいかがでしょうか。ここでは保育園の給食室に勤務していた筆者が保育園で人気の簡単レシピをご紹介します。

野菜も一緒に摂れる!ホットケーキミックスで作る野菜マフィン

バターもしくは油に卵を割り入れて混ぜ、ホットケーキミックス、冷凍のベジタブルミックスにさいの目切りにしたプロセスチーズを入れてマフィンカップに入れてオーブンで焼きます。チーズの塩味と生地の甘みが絶妙なおやつです。具材は冷蔵庫に残っている野菜を入れたり、ツナやソーセージを入れても。生地を流し、後からピザ用チーズ、ケチャップをかけると簡単ピザパン。コーンやツナをマヨネーズで和えてのせるとコーンマヨパン、ツナマヨパン風に。生地にはカレー粉を入れたり、ごまを入れたり、アレンジ自由自在!野菜も一緒に食べてもらうポイントは子供の好きなコーンやチーズは多めに入れることです。

片栗粉で作る!わらびもち

わらびもちは本来わらび粉で作りますが、どのご家庭にもある片栗粉で簡単にお安く作れるおやつです。片栗粉、砂糖、水を混ぜて火にかけ、焦げないように混ぜ続け、硬さが出てきたら水にくぐらせたバットに流して冷やします。切って、砂糖と塩を加えて混ぜて置いたきな粉をまぶせば出来上がり。お好みで黒蜜をかけてもいいでしょう。水を牛乳にかえればミルクもちになります。子供の大好きなきな粉がかかって夏でもツルッとたくさん食べてしまう人気なおやつです。

豆腐でもっちり!豆腐ドーナツ

豆腐はキッチンペーパーで包み、電子レンジで1分半ほど加熱して冷まして水切りをします。豆腐を潰し、ホットケーキミックス、サラダ油、卵を入れて混ぜます。170度に熱した油にスプーンで丸めながら入れて揚げます。そのままでも素朴な甘さで美味しいですが、生地に砂糖を加えていないので揚げた後にグラニュー糖やきな粉をまぶしましょう。豆腐が入ることでもちもちとした食感で大人も美味しくいただけますよ。手作りならでは、出来立てを食べるのがおすすめです。火は強くしすぎるとまわりは焦げて中は生焼けになる原因に。火加減は強くなりすぎないよう注意しながらきつね色に仕上げましょう。

スーパーで売っている菓子パンみたい!チーズ蒸しパン

よくスーパーやコンビニでチーズ味の菓子パンが売っていますよね。同じような味わいをご自宅でも簡単に作ることができますよ。牛乳は沸騰しない程度に温め、スライスチーズを入れて溶かし、冷まします。卵、砂糖、ホットケーキミックスを加え、カップに入れて蒸します。牛乳は温めすぎると膜ができてしまうのでチーズが溶ける程度に温めるのが失敗しないコツ。

子供が大好きなスナック菓子は添加物が多く、油や塩分を取りすぎてしまいがち。おせんべいは飽きてしまったり、チョコレートは虫歯が心配…なんて考えたことはありませんか。毎日のおやつを手作りするのは大変ですが、ママやパパの愛情こもった手作りおやつを週末に作ってみてはいかがでしょうか。どれもただ美味しいおやつというだけではなく、野菜、卵、豆製品、乳製品…といった子供に摂って欲しい食材を取り入れたおやつです。また、大きい子供はちょっとしたことでも挑戦したがりますよね。卵を割る、混ぜる、カップに生地を入れるだけでも子供にとっては貴重な経験になり、ご家庭でも立派な食育になります。出来上がったおやつはママやパパ、兄弟にもてなし、「おいしい!」の一言が自分はやったぞ!と自信にもつながります。是非、栄養も摂れてご家族が笑顔になれる簡単おやつ、作ってみてくださいね。

ライター紹介 岡田みなみ(管理栄養士)
ガス会社にて料理教室企画・運営・アシスタント、料理イベントに携わった後、保育園の栄養士として3年勤務、管理栄養士を取得。現在はフリーランスの管理栄養士として料理動画のレシピ開発や撮影を中心に活動中。シェアダインでは料理家みなみさんとして活動。一児の母。毎週末に、平日の夕飯を作り置きしている。

 

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