毎日の幼稚園・保育園、小学校の学童に、そして運動会や遠足など、お子様のお弁当作り、悩んだり、苦労していませんか?

・冷凍食品を多用し、お弁当の見た目が茶色い・・・

・おかずレパートリーが少なく、数パターンを回していてマンネリ・・・

・お子様に飽きた、美味しくない、と言われる・・・

・他のお子様のお弁当が素敵で焦る・・・

そんなお悩みに効く、ちょっとした工夫や作り置きで朝の忙しい時間にパパッとできるお子さまが喜ぶ見た目にも美味しいお弁当を作れるワザをご紹介します!

お弁当初心者には、小さめのお弁当箱がオススメ!

お弁当生活が始まったばかりというお子様に対しては、少し小さめのお弁当箱がおすすめです。

一人で食べるのが初めての場合、時間がかかってしまったり、お友達とのおしゃべりに夢中で食べられなかったりと、慣れるまで時間がかかります。

全部食べられたという達成感が食事には大切なので、個人差もありますが、最初は280mlくらいのお弁当箱から始めても◎

おすすめのお弁当箱、それぞれのメリット・デメリットを理解しよう!

まげわっぱ

ご飯やおかずの水分量を調節してくれるすぐれもの。

時間が経っても食材が傷みにくく、固くなりにくい。洗ったらすぐに布巾で拭くこと、レンジ使用はできないなど注意は必要ですが、使いこなせればこれ以上のお弁当箱はないかもしれません。

アルミ

レンジなどで温めはできないが、食品が傷みにくい。また、お子さまでも開け閉めしやすいです。

すだれ

これからの季節にオススメなのがすだれです。あまり馴染みはないかと思いますが、通気性抜群で食べ物が傷みにくいのが特徴。

お求めやすくコストパフォーマンスが良いお弁当箱です。

汁気が多いものはこぼれてしまうので向いていませんが、おにぎりや卵焼き、サンドイッチなどお弁当の定番メニューには良いでしょう。

 

そもそもどんなおかずがお弁当に向くのか

上手に使えば殺菌効果!?お弁当向きの調味料・食材

酢、梅干し、しょうが、大葉などをお弁当に使うと殺菌効果があります。

お子さまがお酢などのすっぱいものが苦手という方には甘酢にして酸味を減らしましょう。

傷みにくくなる!調理するときのポイント

汁気が多いものは片栗粉などでとろみをつけ、少し煮詰めることで食材も傷みにくくなります。

ちくわなどの練り物はぱっとお弁当に入れられて楽チンですが、添加物が多く使われていることと、加熱しないでお弁当に入れると傷みやすい食材です。もし使うときには加熱すると傷み防止になります。

また、生野菜などは温かいおかずと一緒にいれると汁気が出てしまい野菜だけでなく他の食材の痛みも早めてしまいます。おかずをしっかり冷ますことが大切です。

また、子供の好きな食材を入れることもポイントです。栄養を考えてあれもこれもと思わず、まずは、お弁当の楽しさを体感してもらうことが大切です。

お弁当の時間が楽しみになれば、苦手な食材でも挑戦してくれるかもしれません。

押さえておきたい!衛生上のポイント

冷凍時には金属製のタッパーに入れて保冷すると熱伝導が良いので急速冷凍ができ衛生的に保存ができます。冷凍できたらプラスチックのタッパーなどにまとめて並べて入れておくと良いです。

作りおきで冷凍してあるものもお弁当に入れるときはもう一度再加熱しましょう。すべてのおかずやご飯をしっかり冷まして、お弁当に詰めることで細菌の繁殖を抑えることができます。また、お弁当用の抗菌シートの使用もお勧めです。100円均一などでも簡単に手に入り、細菌の繁殖を銀えてくれる便利なシートです。

作りおきで冷凍するときもおかずが冷めてから保存しましょう。保存容器は食器用アルコールで消毒してから使用すると衛生的に保存できます。

知らないと損!時短ワザ!

前日の夕食をリメイクをしたり、まとめて副菜をグラシンカップに入れてから冷凍しておくと当日の朝の準備がスムーズです。

前日のメイン料理をリメイクで時短

前日のメイン料理は工夫次第で、いろいろなお料理に変身します。

例えば、肉じゃがにカレー粉とチーズを加えたグラタン風肉じゃが、肉じゃがをそのまま春巻きやコロッケにしたりと前日のお料理を次の日のお弁当に活かすこともできます。

野菜の肉巻きにケチャップやソースをプラスしたり、衣をつけて揚げ焼きにするだけでも食感や味が変わるので子供には新鮮です。

「炒めるだけ」、「煮るだけ」の副菜を作って冷凍

野菜炒めやきんぴらなど、10分でできる副菜をグラシンカップなどに入れて冷凍庫にストックすると朝温めてお弁当に入れるだけの作業でお弁当作りが終わります。

多めに作って小分けにすれば、効率も良いですね!

お野菜はブロッコリーを茹でるか、電子レンジ500wで1分半温めてジッパーバックに入れて冷凍するのもお勧めです。常備しておくと、お弁当箱の隙間を埋めるのにとっても便利です。

厳選!お弁当レシピ紹介

人参のたらこシリシリ(調理時間10分)

【材料】

・人参 1本250gくらい

・たらこ 半切れ分(切子たらこで良い)

・醤油 小さじ1/2

・塩 少々

 

人参を千切りにします。(スライサーだと簡単です)

油を引いたフライパンに入れて、軽く炒めます。皮を取ったたらこを入れ、たらこの色が白く変わるまで炒めます。

仕上げに塩と醤油を加えて出来上がりです。炒めすぎるとしんなりするので軽く炒めるのがオススメです。

3歳以下のお子さんの場合はたらこの代わりにツナに変えると◎。

れんこんと鶏肉かぼちゃの甘辛炒め(調理時間15分)

【材料】

・れんこん 1節

・鶏肉 200g前後

・かぼちゃ 1/8個

・塩 少々

・胡椒 少々

・酢 大さじ1と1/2

・砂糖 大さじ2

・醤油 大さじ2

・白ごま 大さじ1~

・片栗粉 適量

れんこんとかぼちゃは5ミリくらいの厚さに切ります。鶏肉も一口大の大きさにそぎ切りをして、塩胡椒をもみ込みます。(5分ほど置く)

その間にれんこんとかぼちゃの表面に片栗粉をつけてフライパンで揚げ焼きにします。同じように鶏肉にも片栗粉をつけて揚げ焼きにします。

仕上げにれんこん・かぼちゃ・鶏肉と調味料を合わせて炒めます。汁気がなくなったらごまをふりかけて完成です。

お酢が入っているので梅雨の時期にも安心なおかずです!

さつまいもをいれるとデパ地下風になります。前日の余った唐揚げで作っても◎

同時調理で作り置き】ミートソースとガパオ風そぼろ

作り置きミートソース(調理時間15分)

【材料】

・合いびき肉 200g

・玉ねぎ 1/2個

・人参 1/2本

・塩 少々

・ケチャップ 大さじ4

・中濃ソース 大さじ4

・ウスターソース 大さじ1

・砂糖 小さじ1/2

・ローリエ 1枚

(※上記はミートソースのみの材料)

玉ねぎと人参はみじん切りにして、塩をひとつまみふって炒める。

野菜がしんなりしたら合いびき肉を入れて色が変わるまで炒めます。(ここで、ガパオ分半分を別容器に分けておく。)

ケチャップ、中濃ソース、ウスターソース、砂糖を入れてふつふつとしたらローリエを入れて汁気が少なくなるまで煮込んだら出来上がりです。

しっかりした味のミートソースです。グラタンやドリア、オムライスのソース、野菜にかけても美味しい何にでも合うお子さまが大好きな一品です。

たくさん作って、ラップに包み薄くのばして冷凍しておくと、使いたい分だけ、パキっと折って使えて便利です。ご飯と混ぜておにぎりミートボールにしても美味しいですよ。

子供も大好きガパオ風そぼろ(調理時間15分)

【材料】

・合いびき肉 200g

・玉ねぎ 1/2個

・人参 1/2本

・赤パプリカ 1/8個

・ピーマン 1/8個

・塩 少々

(お好みで胡椒 少々)

・味噌 小さじ2

・オイスターソース 小さじ2

(※上記はガパオ風そぼろのみの材料)

玉ねぎと人参はみじん切りにして、塩をひとつまみふって炒める。野菜がしんなりしたら合いびき肉を入れて色が変わるまで炒めます。(ここまではミートソースと一緒なので、ここまで一緒に調理しちゃいましょう!)

5mm角に切ったパプリカも合わせて軽く火を入れ、味噌とオイスターソースを入れて汁気を飛ばしたら完成です。合いびき肉から油が出ることがあるので、もし油が出ていたらペーパーで拭き取ると良いです。

大人用には召し上がる時に胡椒を入れても美味しいです。しっかり火の通った目玉焼きと合わせてお弁当に入れると色合いもよいでしょう。

丼ものお弁当でも赤・緑・黄色のものをうまく詰め合わせれば、栄養たっぷり、豪華に見えますのでうまく活用してくださいね。

ツナとブロッコリーのキッシュ(調理時間10分)ホイルカップ5個分

【材料】

・ツナ缶 1缶

・ブロッコリー 飾り用に数房

・生クリーム 50g

・卵 1個

・粉チーズ 大さじ1

ブロッコリーは小さめに切り分けてレンジで500W50秒温めます。ツナは水気を切っておきます。卵は溶いて生クリームと粉チーズを混ぜておきます。(卵液)

ツナをマフィンカップ入れて卵液を流し入れ、上にブロッコリーを飾ります。トースターで卵液が固まるまで温めて出来上がりです。竹串を指して卵液がついてこなければ大丈夫です。(卵液にしっかり火を通しましょう!)

作り置きミートソースと合わせても◎ツナの代わりにサーモンとほうれん草にすると豪華になります。

オクラと豚肉のお星さまロール(調理時間10分)

【材料】

・オクラ 6本

・豚肉薄切り 200g

・塩 少々

オクラに軽く塩を付けオクラ同士をこすり合わせてから軽く茹でる。

豚肉は広げて塩をふり、オクラをのせてくるくると巻く。

フライパンに油をひき、炒める。オクラには火が通っているので豚肉の色が変わったら出来上がり。

小さく切って断面を見えるようにするとオクラがお星さまのようにみえます。熱いうちにポン酢を少し付けると殺菌効果もあり、梅雨向けな一品です。

枝豆のクリームチーズボール(調理時間5分)

【材料】

・枝豆 5粒

・クリームチーズ 1切れ

ゆでた枝豆の粗熱をとり、クリームチーズと枝豆を入れて軽く混ぜ、ラップにわけラップごと一口大の大きさに丸めて冷蔵庫で冷やしてできあがり。

お弁当の彩りがアップします。チーズが好きなお子さんには大人気のおかずです。冷蔵庫でしっかり冷やしてからお弁当に詰めてくださいね。

時間がなくても可愛いお弁当を作りたい

詰め方のコツ

最初にごはんの位置を決めて詰めてから、次に大きなおかず、お浸しやお野菜など形が変えられるもの、最後に彩りをよくするものを入れると全体の色合いがキレイに見えます。

汁気が出るものはペーパーなどで拭き取ってから詰めると、食材の傷みを防ぐことができ

ます。

繰り返しになりますが、すべての作り置きを再加熱して詰めることで、食材の傷みを抑えることができます。その際には詰めたあとに粗熱をしっかりとってください。

手軽で可愛い!覚えておきたいフォトジェニ技

子供のために凝ったお弁当を作りたい!と思っていても日々の仕事や家事に追われて中々できない。そんな方でも、少しの工夫で可愛らしいお弁当が作れるようになります。

 

■卵とトマトのいちご帽子ちゃん

うずらの卵を茹でます。ミニトマトを半分に切ります。(細長いミディトマトがオススメ)

うずらの卵を半分に切り、半分に切ったトマトをかぶせ、楊枝で刺して取れないようにします。目をごま、口を海苔で作り、ストローでハムを小さく丸く抜きほっぺを作ります。マヨネーズをのり代わりにして竹串を使って顔パーツをつけます。

ミニトマトのきのこ坊や

うずらの卵を茹でます。ミニトマトを半分に切ります。中の種をスプーンなどでくり抜いたら、うずらの卵をはめ込み、海苔で目や口をつけたら出来上がり。くり抜く際に100円均一のくり抜きスプーンも便利です。

太陽の目玉焼き

ソーセージを縦半分に切り、交互に切込を入れます。

ソーセージを広げてつなげ、楊枝で止めます。

最後に真ん中の空洞にうずらの卵を入れて目玉焼きを作ったら、楊枝を外し、ごまと海苔で目と口をつけて出来上がり。

丼もののお弁当に入れるだけで、豪華に見えるおかずです。

■型抜きを使って簡単スライスチーズ

スライスチーズを型で抜いて海苔やご飯の上に乗せるだけで、ちょっと華やかになります。

 
■その他、お弁当をフォトジェニックに見せてくれるグッズ

お弁当カップは無地や英字のシンプルなものの方が映えます。クッキーの型抜きやストローなどを使いチーズやハムの型を抜くと良いです。顔のパーツを作るときにはのりパンチが便利。パーツを乗せるときには竹串が使いやすいです。

これら全て100円ショップで用意できるものばかりです。ちょっとした工夫でお弁当を可愛く彩ることができるので、是非試してみてください!

 


清野(大野)小百合

シェアダイン料理家sayuriさん

料理・パン・ケーキ講師・ヘルスフードカウンセラー

 

大学卒業後、ABCCookingStudioで料理講師として5年間勤務。料理・パン・ケーキの授業を受け持ち、店長も経験。幼児から大人まで幅広い世代の生徒を毎月500人程担当。授業だけでなく、子供の食に関するお悩みカウンセリングも得意。

現在、シェアダインで料理家Sayuriとして活動中。