日本の伝統行事とそれにまつわる伝統食を紹介します。今回は間近にせまった「お盆」の行事食です。

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お盆とは

ご先祖さまの霊魂が帰る時期とされ、お供えを用意し、実家で集まってその魂を迎えます。魂の乗り物として、きゅうりの馬や茄子の牛を用意することもあります。

お盆はいつから?

お盆には新のお盆と旧のお盆があり、新のお盆は7月、旧のお盆は8月になります。東京では7月に新のお盆を迎えることが多いですが、一般的な「お盆休み」というのは旧のお盆の8月のことを指します。

2017年のお盆は8月13日(日)が盆入り、16日(水)が盆明けとなります。

お盆に食べる行事食

ご先祖さまの好物を仏壇にお供えして魂をしのぶほか、仏教では殺生を避けることから、野菜の天ぷらやいなりずし、うどんやそうめんなどの精進料理が用意されます。団子や麺類には、作物の収穫に感謝する意味もあるといわれています。


出典:「~自然への感謝と祈りを込めて 家族を結び、未来へとつなげる~和食」(農林水産省)