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赤ちゃんが自分で食べられる、「手づかみ食べ」に最適なおやき。保育園での離乳食おやつの中でもとても人気です。今回は、離乳食の後期〜におすすめの、野菜を使ったおやきを5つご紹介します。
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手づかみ食べ(離乳食後期)はなぜ必要なのか?
赤ちゃんが離乳食を食べ始めるのは、個人差もありますが離乳食の初期にあたる生後5~6ヶ月頃、支えればおすわりができるようになってから。最初は液体に近いものからスタートし、飲み込めるようになったら固形にしていきます。中期を経て、離乳食の後期にあたる9ヶ月くらいから徐々に手づかみを始める子が出てきます。
もちろん個人差があるので完了期頃の1才を過ぎてからの子もいます。
ーなぜ、手づかみ食べをする必要があるのでしょう?
手づかみ食べは、目と手と口の協調運動です。
赤ちゃんの脳の発達の証でもあるので、積極的に手づかみメニューを取り入れることが大切です。手づかみ食べを経験させることで、赤ちゃんは自分の「一口量」を覚えます。食べている途中で、口の中に食べ物を詰め込みすぎてむせたり、こぼしてしまったりすることもありますが、こういったことも全て学習です^^
*手づかみ食べに適しているもの*
- おにぎり
- 5センチくらいの長さのスティックにんじんや大根(茹でたもの)
- サンドイッチ
などなど。そして、今回のテーマであるおやきです!
手づかみ食べにおすすめのおやき5選
小松菜とかぼちゃのおやき
かぼちゃを柔らかくつぶしたものに、茹でて細かく刻んだ小松菜とにんじん、それから片栗粉、牛乳を少し加えて全体を混ぜます。少量の油をフライパンに引き、弱火で両面を焼いて完成です。
にんじんと小松菜のおやき
材料は、にんじん、小松菜、じゃがいもです。にんじんと小松菜は、茹でたものを細かく刻みます。じゃがいもは、茹でてからつぶします。
じゃがいもに粘り気があるので、片栗粉を入れなくても生地がまとまります。フライパンに少し油を引き、弱火で両面を焼いて完成。
かぼちゃと豆腐のおやき
かぼちゃを柔らかく茹でるか、電子レンジで加熱してつぶします。絹ごし豆腐と片栗粉を加えて混ぜます。1、2と同様に焼いて完成。
ひきわり納豆と高野豆腐のおやき
意外な組み合わせかもしれませんが、タンパク質が取れる上に味もおいしいです。まずは、ひきわり納豆をお湯につけて粘りを少し取り除きます。
水気を切ったひきわり納豆と片栗粉を加えて混ぜ合わせます。同様に、フライパンで焼いて完成。
コーンフレークとにんじんのおやき
コーンフレークは、牛乳につけて柔らかくふやかします。にんじん、かぼちゃのマッシュ、片栗粉を加えて混ぜてから、同様にフライパンで焼いて完成です^^
コーンフレークは、牛乳でふやかしたので柔らかくなっていて、食べやすいです。
手づかみ食べにちょうどいいおやきの硬さと大きさはどのくらい?
肉団子くらいの硬さで、歯茎でつぶして食べられるくらいが良いです。月齢に合わせて歯茎で噛める硬さに調理しましょう。こちらでご紹介したおやきも、焼きすぎて硬くならないようにしましょう。大きさは、まずは子どもの一口大の大きさから「手づかみ食べ」を始めて、スティック状→一口大×4くらいの大きさに移行していくと良いですね。
焼いたおやきを食べない場合は「蒸す」おやつ
焼いたものはなかなか食べてくれない!という場合は、かぼちゃやじゃがいもの茶巾絞りのように、電子レンジで温めたり、蒸した柔らかいものだと食べてくれることが多いです。フライパンで焼いたおやきが苦手な子には、調理法を「焼き」ではなく「蒸し」にすると良いでしょう。
おやきの保存方法「冷凍」も可能
おやきは他の離乳食と同様、冷凍保存も可能です。多めに作って、粗熱をしっかりとった後は、ラップにくるんで冷凍庫で保存しましょう。レンジでチンすればおいしく食べれますよ。
いかがでしたか?この他にも組み合わせの食材は自由自在。お子さんの好きな食材と食べさせたい食材を組み合わせて、ぜひ試してみてくださいね^^
シェアダインシェフ ミーナさん(管理栄養士)
料理研究家。1990年10月9日生まれ。群馬県出身。4年制大学卒業後、3年間金融機関職員として働く。趣味だった料理について、専門的に勉強したいとの考えから、会社を退職し、栄養士養成の専門学校にて栄養学や料理について学ぶ。休日に不定期で料理教室や勉強会の開催、ケータリングアシスタント、お菓子教室のアシスタントなど幅広く活動している。自身が一眼レフで撮影している料理写真にも定評があり、手作りお菓子のフォトコンテストでの受賞歴もある。
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