子供のための食事をちゃんと作ってあげたかった
夫がお酒好きで、食事もおつまみになるような濃い味が好き。一方で私としては塩分の取りすぎが心配です。それでこの子には薄味の味覚を持って欲しいなと思っていました。ただ、どうしたらいいかが分からない。薄味にしてはみるものの、薄味なので私自身が味見をしてもあまり美味しいと感じない。
レシピ本、離乳食講座、お料理キット、家事代行サービス、色々試したけれど自分には合わず・・・
学生時代から自炊派ではなかったんです。ご飯を食べるのはすごく好きなんですが、自分で作ったものがどうしても美味しいと思えなくて(苦笑)そんな折に妊娠、そして第一子出産。離乳食が始まってからは、もちろんレシピ本も買いましたし、区が主催している離乳食講座に参加したり、家事代行サービスをお願いして離乳食を作ってもらうようなことも試しました。
でもレシピ本では「耳たぶくらいの温かさ」という分かりにくい表現だったり、分量が細かすぎて実践には役に立たず。離乳食講座は自宅にない調理器具を使った丁寧すぎる調理だったりで、自分には無理かも・・・と。家事代行の方には「薄味でお願いします」とお願いしたところ「薄味ってどれくらいですか?」と逆に聞かれてしまう始末。それが分からないからお願いしているんです!(涙)と言いたくなりました。
シェアダインを利用して、ようやく「子どものためのご飯」にたどり着いた
シェアダインはあらかじめ料理家さんがどんな人なのか分かるのがいいですね。そしてみなさん、それぞれ専門を持った家庭料理のプロなので安心です。お願いしたコバミキさんは、実は見学に行った保育園の現役調理師さんだったんです。その場でも離乳食の質問をたくさんしていましたので、この人に絶対にお願いしたい、と。実際にコバミキさんが自宅に来てくれて、3時間の調理をしたら、出来上がりの品数と美味しさに本当に驚愕でした。
そして何より求めていた「子供のために作ってもらえた」というのが本当に嬉しかった。
今回シェアダインをお願いして、私自身が料理家さんの横にべったり張り付いてあれこれ質問させていただきました。そんな中で、「じゃがいもは普段お使いになりませんか?じゃがいものビタミンCは壊れにくいので毎日食べさせてもいいですよ」というアドバイスをもらいました。我が家にじゃがいもがないことなんて実際に自宅に来ないと分からないことですよね。私自身はじゃがいもは炭水化物だと思っていたので、質問しようとも思わない。実際に見るからこそ我が家にあったアドバイスをもらえたり、本当に実践できるコツを聞くことができたと思います。まさにプライベートお料理教室でした。
単に作り置きを作ってもらっただけじゃない。料理家さんに聞いたことが、その後の毎日に活きている
あんなに怖かった薄味も、コバミキさんの作ったものを実際に食べてみて「あ、こんなに味がはっきりしていていいんだ」と。それまでのモヤモヤが一瞬で晴れた、そんな感覚でした。作り置きは3日ほどで食べ終わりましたが、そのあとの生活にもコバミキさんに教えてもらったちょっとしたことが活きています。
例えば、じゃがいもを極力毎日のメニューに入れています。鶏肉を茹でた茹で汁をスープの出汁に使うのもよくやります。そして、野菜スープを土鍋で炊くようにしました。これも厚い鍋で野菜を煮ると美味しさが全然違うと教えてもらったからです。台所の奥底にしまってあった土鍋を出してきて、夏でもこれで野菜スープを作っています。
いつかは全部手作りしたい
果てしない夢だって分かっています。たぶん叶わないかも(笑)今は仕事が忙しくて、もっと子供との時間が持てるように仕事量を変えることはいつも考えています。家族一緒にご飯を食べたい。もっといろんな食材を食べさせてあげたい。想いばかり膨れ上がります。例えばシェアダインを月1-2回お願いして、生活に組み込めば、すぐにではなくてもそこからちょっとしたコツを学んだり、小さくても真似できることを見つけたりして、少しずつその果てしない夢に近づけるんじゃないかと思っています。夢もいつか叶うかも、そんな風に思わせてくれるサービスですよね。