みなさんこんにちは。
離乳食インストラクターの早野直子です。
離乳食インストラクター協会は和の離乳食をオススメしています。
和の離乳食とは
- 昆布だし
- かつお昆布だし
- 煮干しだし
などの和のおだしを使って作る離乳食です。
和の離乳食の5つの利点
- だしが素材の味を引き立て舌を育てる
- だしの風味で調味料が少なくてすむ
- 切って煮るだけなので簡単
- 大人のご飯から取り分けることができるのでお手軽
- 栄養が優れた和食を食べて健康に育つ
(離乳食インストラクター協会テキストより)
離乳食は、人生80年の食生活の土台になる大切なものです。
和の離乳食で赤ちゃんの舌を育てましょう。
昆布だし
- 離乳食初期から・・・野菜に慣れたら
昆布に多く含まれるグルタミン酸。
実は母乳にもグルタミン酸が多く含まれているんです。
昆布だしは、赤ちゃんにとっても馴染みのある味なんですね(^^)
かつお昆布だし
- 離乳食中期から・・・赤身の魚に慣れたら
いわゆる「黄金だし」と言われるのがこのかつお昆布だしです。
かつお節に多く含まれるイノシン酸と、
昆布に含まれるグルタミン酸。
この2つを合わせる事で、うま味の相乗効果が生まれます。
効果は1+1=2ではなく、なんと6~8倍も美味しくなると言われています。
だしの味だけで十分美味しいので、
離乳食期は調味料を入れなくても美味しい離乳食が作れます(^^)
後期以降、必要であればしょう油や味噌を風味付け程度に。
煮干しだし
- 離乳食後期から・・・青背の魚に慣れたら
「青背の魚は小骨が気になり、離乳食で使いにくい」と言うママさんのお悩みをよく聞きます。
頭から尻尾まで丸ごと煮て干して作られる「煮干し」はカルシウムも含まれています。
煮干は青背の小魚で作られていることが多いので、赤ちゃんの脳の発育に効果的と言われているDHAやEPAなどの、青背魚に多く含まれている栄養を効率よく摂取することができます。
1番のおすすめはお味噌汁ですが、
炊き込みご飯やおでんにしても美味しいですよ(^^)
ぜひ、離乳食で和のだしを取り入れてみてくださいね。
離乳食インストラクター。
離乳食インストラクター協会認定講師として1・2級講座及び1・2級通信講座講師を務める。
FOODEX JAPAN「ママの愛グランプリ」審査員。
保育園・児童館での離乳食講座や自宅での離乳食教室を定期的に開催(紹介制)。
離乳食レシピ開発、その他、リクエスト講座も請け負う。
離乳食インストラクター 早野直子のブログ
https://ameblo.jp/naoko-hayano/
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないとき、落ち込んでしまったり、
自分を責めてしまうこともあると思います。
悩むことは悪いことではありません。
それは、真剣に向き合っている証だから(^^)100点を目指さなくてもいいんです。
(50点でOK!)
肩の力を抜いて、気持ちを楽にして、
離乳食ライフを楽しめるお手伝いができたら嬉しいです。赤ちゃんはママの笑顔が大好きです(^^)
その他の早野直子さんの記事