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みなさん、図鑑って、どんなイメージを持ってますか?
お勉強みたい?なにか調べるときに、引っ張り出す感じ?
いえいえ、もっともっと
身近にあっていいものなんですよ。
こんなおいしそうな図鑑なら、そばに置きたなるかも!?
読んだ後にパン屋さんに行きたくなる!『パンのずかん』
おすすめ年齢:2歳・3歳~
定価:¥880 +税
著: 大森裕子
出版社: 白泉社
全部がパン!
パン! パン! パン!
四角いパン、長ーいパン、丸いパン、まきまきパン・・・!
見開きいっぱいに、パンが並び、まるでオシャレなベーカリーに行った気分。
昔からパンの並んだ絵本はありますが「塩バターロール」が掲載されてるところなんて、とってもイマドキ。
それぞれのパンに国旗がついていて、どこの国のパンか一目でわかります。
食卓にのぼる魚を知ろう『クレヨンで描いたおいしい魚図鑑』
定価:¥1,600+税
作: 加藤休ミ
出版社: 晶文社
この魚図鑑、おもしろいんですよ!
見慣れているごくごくふつうの「食卓に乗っている姿」で魚を教えてくれる魚図鑑なんです。
例えば・・・
表紙の絵は、どう見たって缶詰のツナ缶そのままですが、
(ちなみにクレヨンで描かれています)
このツナ缶を見せながら「ビンナガマグロ」って教えてくれる図鑑なんです。
海や川にいるときと、大きく姿を変えて食卓に上るケースが増えている魚たち。
こんな図鑑で興味を持ってみるのもいいかも?
食感の言葉も学べる『まるごといつもの食材』
定価:¥2,000 +税
監修:木村義志・松井淳江
出版社: 学研教育出版
こちらは、持ち歩きできるハンディサイズの絵図鑑です。
スーパーやお店で見かける食材を野菜、魚・肉から、きのこやハーブまで1500種以上網羅してます。
この図鑑の特色は、おいしさの表現が載っていること。
「とろとろ」「しゃりしゃり」「まろやか」「香り高い」
「弾力」「ほろ苦い」「シコシコ」など
使って見たくなる幅広い五感の言葉が並びます。
これ、親がふだんから使ってると、子どもはマネするでしょうね。
いつまでも眺めていたいビジュアル図鑑『美しいイラスト自然図鑑』
定価:¥1,900 +税
著: ヴィルジニー・アラジディ
画: エマニュエル・チュクリエル
訳: 泉 恭子
出版社: 創元社
ボタニカルアートみたいに、うつとりと眺めたくなる美しい図鑑。
図鑑といいつつ、野菜か果物かという種類ではなく「カラフルな色」で仕訳けていて、美への追及がハンパありません。
実は、子どもって「ぼく、緑がいい」「わたしは黄色」と幼い時期から色にとても反応しますよね。
大人も、栄養がどうのこうのと言わずもっと本能的に「きれいですてきな赤」などという感覚を思い出していいのかもしれませんね。
おいしいものが並んでいる図鑑。
親子で覗けば「あれ食べたいね、これはなに?」と会話が広がりますよ。
食の広がりにも一役買ってくれること、間違いなしです。
大久保 徳久子(おおくぼ とくこ)
絵本de子育てコーチ/ 読書アドバイザー
出版社にて絵本・児童書の書籍編集に携わったのち、現在はフリーランスとして活動。手掛けた絵本・児童書は300冊にのぼる。編集者としての経験を活かし、子どもの本に親しむための講座を開催。マタニティの時期から始まり、赤ちゃん·園児·小学生の親に向けて幅広い対象にして図書館や教育委員会委託講座等で講演するほか、保育士向け雑誌で絵本紹介記事の執筆、小学校や保育園で読み聞かせ活動を続けるなど、多岐にわたって絵本の魅力を広める活動を行っている。
また、子育てする親向けに、絵本にコーチングの知識を織り交ぜたオリジナル講座【絵本de子育てコーチング講座】も不定期に開催、NPO法人理事としても子育て支援活動に関わっている。
プライベートでは1児のママ。公式ブログ http://ameblo.jp/ehonde
シェアダインで食育絵本コラムを連載中
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