家庭における食品ロスをゼロへを目指す~SDGsの取り組みプロジェクト始動 

出張シェフサービス「シェアダイン」では、2021年7月7日より、SDGsの取り組み推進を強化する「Zero Food Loss and Waste Action」プロジェクトを始動します。

日本における食品廃棄物等のうち可食部分と考えられる廃棄物である食品ロス(以下、食品ロス)の約半数は家庭から発生しています。

“ 「相手を慮ってつくる家庭料理」を未来に繋ぐ”ことをミッションに掲げるシェアダインは、食の専門家、消費者とともに考える機会をつくり、ともに行動し、ともに食卓の未来を共創してまいります。

■サービス運営においてSDGsの取り組み推進を強化する「Zero Food Loss and Waste Action」プロジェクトが始動

プロジェクトの一環として、食の専門家であるシェフが考案した「もったいないレシピ」を公開します。また出張料理をお楽しみいただくと同時に、シェフと一緒に「もったいないレシピ」を調理する体験型の「ロスゼロ体験プラン」を期間限定で提供します。食品ロスを削減するアイディアを世の中に発信し、より多くの方に認知され日々のアクションに繋げることで、家庭からの食品ロスの削減に貢献します。

また同時に、出張シェフサービスの運営において、8つのクレドを策定しました。

●家庭における食品ロスをゼロにすることを目指し、シェアダインが考案する「もったいないレシピ」を公開

日本における食品廃棄物等のうち可食部分と考えられる廃棄物である食品ロス(以下、食品ロス)の約半数は「食べ残し」や手つかずの食品の廃棄「直接廃棄」、皮のむきすぎなど「過剰除去」を原因とする家庭から発生しています。全体の約46%に相当する年間約276万トンが一般家庭から出る食品ロスであるという統計もあります。シェアダインは食品ロスをゼロにすることを目指し、家庭料理のプロフェッショナルである出張シェフが考案した「もったいないレシピ」を公開します。

出所:農林水産省「食品ロス量(平成30年度推計値の公表(https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/kankyoi/210427.html) 

Recipe1. ベジブロス:肉・魚の茹で汁や、野菜くず、キノコの石突など調理くずで作る高栄養価の出汁スープ

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Recipe2. 野菜や果物の皮を使ったお漬物:厚めに皮を剥き、お醤油などにつけお漬物

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Recipe3. 食物繊維たっぷりのスムージー:野菜や果物の調理くずをミキサーでペースト状にした食物繊維が豊富なスムージー

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Recipe4. 食物繊維たっぷりのカラフルアイス:スムージーを凍らせた手作りアイス

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Recipe5. 万能ソース:肉・魚の茹で汁や、野菜くず、キノコの石突などをミキサーにかけたパスタソース

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Recipe6. ドーナツ:通常のドーナツの材料に、野菜や果物の調理くずを加えた罪悪感フリーのドーナツ

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●ご家庭で食品ロスを実践する「ロスゼロ体験プラン」を期間限定で提供

「ロスゼロ体験プラン」はこちら

 

●持続可能な未来の共創のために8つのクレドを制定

  1. あらゆるライフステージ、ライフスタイルにおける人々の健康に配慮し、寄り添ったサービスの提供を行います
  2. まとめて調理し、電気やガスを効率良く使うことで、エネルギーを抑えた調理を行います
  3. 地元食材や、旬の食材を積極的に使用し、地産地消・旬産旬消に取り組みます
  4. 野菜や果物の皮などの調理くずを廃棄せず料理に使い、過剰除去を最大限削減します
  5. 汚れを拭き取ってから洗う、ため水を利用するなど、水使用量の節約に努めます
  6. 料理の適切な保存方法を伝え、食べ残しを最大限削減します
  7. 消費期限が近いものを優先して使い、直接廃棄を最大限削減します
  8. 食材は使う分、食べられる量だけ購入し、食材を効率よく利用できるメニューを考案・調理します

■クレドの制定・もったいないレシピ考案に参加いただいたシェフの皆様

森結花シェフ、えりぃシェフ、sayaシェフ、Nozomiシェフ、クジラシェフ、木村信悟シェフ、ニョニャシェフ、およねシェフ、なのはるシェフ、Ayaシェフ、MASAKIシェフ、あゆこシェフ、yokoシェフ、misaakiシェフ、シンヤシェフ、こじまえみシェフ、はっしシェフ、tumaシェフ、福士将太シェフ、Minaシェフ、emiシェフ、yousukeシェフ、akiシェフ(順不同、敬称略)

シェアダイン共同代表・井出コメント

現代の日本では、食料の多くを輸入に頼る一方で、食べれるのに廃棄している状況があったり、食品ロスを含めた多くのごみを可燃ごみとして燃やすことで、CO2排出や焼却後の灰の埋め立て等による環境負荷の問題が生じています。一人一人が身近にできることから取り組むことで、問題解決の一助になります。私たちは家庭における料理サービスの第一人者として、家庭における食品ロスを削減することも責務と感じ、今回の取り組みを開始しました。特にシェアダインシェフが作成した「もったいないレシピ」が多くの人の目に留まり、食品ロス削減のきっかけとなることを願います。
”「相手を慮ってつくる家庭料理」を未来に繋ぐ”のミッションのために、持続的な社会や豊かな未来を実現するために、シェアダインとしてできることを行ってまいります。

(シェアダイン共同代表・井出有希)