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気持ちのいい風が吹く五月!
お散歩やピクニックに出かけたくなりますね。
そんなとき、持っていきたいのがお弁当!
あの小さな箱の中に入っただけで、トクベツ感がぐんと増します。
入念に準備したのもいいけど
パパパッとアリモノで作っても、おにぎりだけでも
ウチで食べるのとは一味違うのがお弁当です。
思わず作りたくなる
お弁当が主役の絵本をご紹介しますね。
定番メニューを美味しそうな絵で楽しもう『おべんとう』
定価:本体900円+税
作・絵:小西英子
出版社:福音館書店
匂いがしてきそうなほどおいしそう。
お弁当箱につぎつぎ詰められていくミートボール・卵焼き・ウィンナー・・・
どれもお弁当の定番ですよね。
よく見ると、まな板、しゃもじ、フライパンもちゃんと描かれて、
作る過程が見え隠れしていますよ。
やっぱりこれ!手遊び歌!『おべんとうばこのうた』
定価:本体900円+税
作・絵:さいとうしのぶ
出版社:ひさかたチャイルド
みなさん歌えますか~?
手遊びもできますか~?
「これくらいの おべんとばこに~♪」って、アレですよ。
赤ちゃんとの手遊びに活躍するだけでなく、
食材の名前も覚えられる優れモノのわらべうたです。
どれから食べようかな、何が入っているのかな『ぼくのおべんとう』
定価:本体880円+税
作・絵:スギヤマカナヨ
出版社:アリス館
幼稚園や学校に持っていくお弁当もありますよね。
この絵本は、お弁当を詰めていくのではなく
子どもが食べていく様子が描かれています。
まず、卵焼きは野菜入りのしょっぱいやつ。パクリ。
次は唐揚げ。パクリ。
途中、お友達とおかずの交換もあり、
おかずばっかりじゃなくてごはんも食べなきゃ・・・なんて
いかにも子どもたちはこうやって食べるだろうなあ。
そんな展開に大人はクスリと笑えますよ。
こちら、『わたしのおべんとう』という女子パーションもあります。
大好きな人と食べるともっと美味しくなる!
『おべんとうだれとたべる?』
定価:本体1,200円+税
作・絵:あずみ虫
出版社:福音館書店
お弁当は「誰と食べるか」・・・・も大事です。
くまさんや、おばあちゃん、ねずみさん、そしてあっちゃんとたっくんは、
それぞれがお弁当を作って、
好きな相手とステキな場所でお弁当を食べます。
全編素朴な貼り絵で表現されているこの絵本ですが
貼り絵のお弁当が、何とも言えないぬくもりを感じさせてくるんです。
特に、ラストのバリエーション豊かなおにぎりは、
本当にいい味、出してます。
お弁当の具になりきっちゃおう!絵も楽しい
『おべんとうしろくま』
定価:本体1,300円+税
作・絵:柴田ケイコ
出版社:PHP研究所
もし、もしですよ。
あなたがお弁当の中に入れたら、どんな気分になる?
・・・想像してみてください。
きっと、じんわりとした温かさに包まれて
いろんな匂いもして、作ってくれた人のことも思い出して
すぐに食べたくなるだろうなあ。
この本は、文字通りお弁当に浸りきる感覚絵本です。
「えー!」「こっちがいいな!」なんて
ワイワイと親子の会話が弾むこと間違いありません!
さあ、お弁当持ってでかけちゃお!
お金のかかるハレの場所に行かなくても
お弁当があれば
立派なお出かけです!
大久保 徳久子(おおくぼ とくこ)
絵本de子育てコーチ/ 読書アドバイザー
出版社にて絵本・児童書の書籍編集に携わったのち、現在はフリーランス編集者として活動。手掛けた絵本・児童書は300冊にのぼる。編集者としての経験を活かし、子どもの本の講座や個人レクチャーを行っているほか、小学校や保育園で読み聞かせ活動を続けるなど、多岐にわたって絵本の魅力を広める活動を行っている。直近では、文京区図書館において絵本講座「本好きの子どもを育てるレシピ」を担当し好評を博した。
また、子育てする親向けに、絵本にコーチングの知識を織り交ぜたオリジナル講座【絵本de子育てコーチング講座】も不定期に開催。
発売中の『幸せに生きる力をつける3~10歳までの子育て』(洋泉社)にて図書館の使い方ページを担当。
プライベートでは1児のママ。
公式ブログ http://ameblo.jp/ehonde
■毎月開催中■
NPO法人子育てkitchenグループ「本好きの子どもに育てる絵本の読み方・選び方」講座
浅草の大人気親子カフェ【ぱんだカフェ】では赤ちゃんママに「えほんお茶会」
【シェアダイン出張作り置きサービス】
栄養士・調理師を始めとする様々な食のプロが、3時間で10品前後のお料理を作り置きいたします。
お子様などご家族の食事の悩みに向き合い、 ご家庭ごとのニーズに合ったメニューを提案いたします。
調理のコツなどもお伝えしますので、プライベートお料理教室のようだった、子供の喜ぶレパートリーが増えたなど、喜びの声をいただいています。
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