趣味は料理と旅、カフェ巡り、読書や茶道、散歩と瞑想。
お茶の街京都は宇治のお寺の次男として生まれ、自由に雑草の如く育った反面、どうやって生きていくのか迷いながらも和食料理屋や町屋のレストラン、ホテル、カフェなどの現場で様々な料理のエッセンスを吸収し、20代後半に小さなホテルの料理長を経験し、30代の前半に東京の入谷でお店を持つことになり、コロナ禍に突入。そこで飲食店の楽しさや難しさを学び、持病であったアトピー性皮膚炎が酷くなり、京都に帰ってくることになりました。
京都に帰って炎症が酷く一日中寝たきりの絶望の日々、生きなきゃいけない!となんとか台所に立ち、作った料理を食べると、美味しさに涙を流しました。私が料理人としてのテーマを改めたのはこの時でしょう。
療養をしながら、玄米菜食、マクロビなどの食事療法や西洋医学を用いて身体を癒し、禅や茶道を通して冷静な精神の基礎を作り、様々な本を読んで積極的な思考を頭に巡らせ、今日に至ります。
様々な料理を作りなんだかんだ10年以上の料理経験、そこにようやく『医食同源』という主軸を得たわけです。
これからは健康と環境に配慮した新しい料理の可能性を模索して生きていこうと思っております。
職歴
日本橋ホステルにて料理長を2年
東京入谷の町屋バルのオーナーシェフを3年経験。