
離乳食で保存容器のおすすめと保存に適した食材を解説
子どもの離乳食は早ければ5ヶ月から始まり1歳半くらいまで続くものですが、日々新しい食材が増えていくのでお母さんは忙しくなります。
また、1回の食事量が非常に少ないので、1回分だけを作るというのは手間がかかり不経済でもあります。
そのため、食材を上手に保存することが求められます。
ここでは離乳食を冷凍保存するメリットや、冷凍保存に適した食材、容器などをご紹介します。
離乳食を冷凍保存するメリット
離乳食を冷凍保存するメリットは、大きく分けると4つあります。
第一に作る人の手間を省けるということ、次に腐敗の可能性を減らせるということ、3つめはメニューの組み合わせを変えられるということ、最後に不測の事態に備えられるということです。
子どもの離乳食はわずかひとさじから始まり、最初は食べられる食材も非常に限られています。
ひとさじだけの食事を作るのは手間がかかることに加えて、おいしく作ることが難しいものでしょう。
そのため、まとめて作って小分けにして冷凍することで、作る手間を大きく省くことができます。
また、冷凍保存することで作りたてのおいしさを保ったまま菌の繁殖をストップすることができます。
離乳食の主食はおかゆですが、おかゆは水分が多いので通常のご飯より傷みやすいものです。
食べるのは抵抗力のついていない子どもということも考えると、保存にはより気を使わなくてはなりません。
冷蔵保存では1日程度しか食べられないおかゆも、冷凍保存ならば1週間程度はおいしく食べることが可能となります。
さらに、冷凍保存をしておけばおかずの組み合わせを何通りも変えることができます。
ひとさじから始める離乳食も、量や回数が増えるにつれてメニューを考えるのが大変になります。
何種類かのおかずを冷凍保存しておき、毎日メニューを少しずつ変えて出すことで赤ちゃんが食事に飽きるのを防ぐことができるでしょう。
最後に、お母さんの体調が悪い時や疲れている時に非常に助かるということも挙げられます。
日中子どもとふたりきりで過ごしていると、どれだけかわいくても気が張って疲れたり体調を崩してしまうことがあるかもしれません。
さっと温めるだけで食べられる冷凍保存の離乳食があれば安心できるでしょう。
冷凍保存に適した離乳食の食材を紹介
ここで、冷凍保存に適した離乳食の食材をご紹介します。
おかゆ、食パン、うどん、白身魚 しらす、ささみ、にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー、ほうれん草、なす、かぶ
他に出汁や野菜スープなども、料理の味がグッと良くなり使い勝手が良いのでおすすめです。
野菜は茹でるだけではなく食べられる直前の状態にしておいた方が使用しやすいでしょう。
例えば、にんじんはすりおろして、かぼちゃはペースト状に、ブロッコリーは茹でて小房に分けておくなどです。
なすは皮をむいて中の部分だけを茹でればペースト状にできますし、色も美しいままで保存できます。
また、肉や野菜は煮汁や茹で汁を合わせてとりおいた方が、解凍した後のぱさぱさ感を軽減できます。
ただし、なすやほうれん草などアクの強いものを茹でた場合の茹で汁は使用できません。
全てが離乳食初期から使える食材ではないので、月齢に合わせた食材を使用するようにしましょう。
冷凍保存に適していない離乳食の食材
次に、冷凍保存に適していない食材を紹介します。
水分の多い食材 こんにゃく 豆腐 レタス、きゅうりなど
繊維の多い野菜 ごぼう、たけのこ、セロリなど
じゃがいも、さつまいも
水分の多い食材は冷凍することにより味や食感が変化します。
豆腐は凍み豆腐のようになってしまい、独特のプルプルとしたやさしい食感がなくなるので離乳食には不向きです。
じゃがいもやさつまいもはマッシュしてからならば冷凍もできますが、パサパサ感が気になることもあるでしょう。
小さな子どもの味覚は鋭敏なので、おいしくないと思えば次から同じものを食べたがらないということもあります。
おいしさを損なう可能性のあるものよりも、栄養価もおいしさも変わらない食材を選んで上手に冷凍保存をしましょう。
離乳食を冷凍保存する際の容器を選ぶポイント
離乳食を冷凍保存するときにはひとつの形にとらわれず、食材や用途によって容器を分けると便利です。
ここでは、容器の型別に解説いたします。
それぞれに良いところがあるので、自分に合うのはどのタイプかを見極めましょう。
製氷皿型
製氷皿型はひとつのプラスチック容器が仕切りで分かれているタイプで、全体を覆う蓋がついています。
一度に大量に作るおかゆや出汁、野菜スープなど水分の多い食材を冷凍するのに適しています。
それなりに場所をとるので冷蔵庫で占める割合が大きいのが難点ですが、一方で冷蔵庫の中で行方不明にならないという利点もあります。
離乳食専用だとやわらかい素材でできているものがあるので、製氷皿とは違いひとつずつ後ろから押し出して使えるのでとても便利です。
家で使用している製氷皿をそのまま代用しても問題ありません。
ただし、普通の製氷皿はひとつずつ取り出すのが難しいのでまとめて取り出して、フリーザーパックに入れるというひと手間がかかってしまいます。
水分の少ない食材は取り出せないので、離乳食専用の容器のほうが多方面で使えるでしょう。
蓋つきパック型
一般的に家で使用している蓋つき冷凍保存容器と同じ形状で、離乳食用にサイズの小さいものがあります。
完全に独立しているので1回ごとに使いきり衛生的ですし、密閉タイプなら水分の多い食材にも適しています。
冷凍庫が小さい、冷凍庫に余裕がないという場合に場所を選ばずしまうことができるでしょう。
離乳食をクーラーボックスなどで持ち歩く場合にも、個別パックならばそのまま持っていくことができます。
シリコンカップ入り蓋つきトレー
蓋つきのトレーの中にシリコンカップが並んでいるタイプの保存容器です。
シリコンカップの大きさはお弁当に使用する小分けカップくらいですから、離乳食が終わったら子どものお弁当に入れるという使い方ができます。
シリコンカップをおすすめするポイントは、使いたい分だけをトレーから簡単に取り出せること、シリコンだから皿などにあけやすいこと、そのまま過熱して食卓へ出せるということです。
カラフルな色味のものも多いため、食卓が華やかになり子どもの興味もひけるかもしれません。
耐熱ガラス保存容器
耐熱ガラスでできている保存容器はそのまま電子レンジで加熱することもできますし、食卓に出しても違和感がありません。
また、ガラスはプラスチックやシリコンと比較すると、食材のにおい移りや色移りがないので安心して使うことができます。
プラスチックは油を多く含む食品を入れて電子レンジにかけると溶ける可能性もありますが、ガラスならばそのような心配もありません。
フリーザーバッグ
フリーザーバッグは離乳食専用というわけではありませんが、どのような食材を冷凍するにも適しています。
肉、魚、野菜などの固形物ならばそのまま入れて空気を抜いてジッパーを閉めるだけで密閉できます。
また、ペースト状にした野菜など水分を含んだものは、薄く引き伸ばして冷凍すれば好きな分だけを割って使うことができるので非常に便利でしょう。
ジッパーが二重になっているものを選べば、水分が多めの食品でも安心して入れることができます。
どの冷凍保存容器も使い勝手の良いものですので、迷った場合には細かい特徴も比較してみましょう。
ほとんどのものが電子レンジには対応していますが、食洗機がある家ならば食洗機対応かも確認しておくと後々楽になります。
また、ただのプラスチックか押し出せるタイプなのか 蓋は密閉か簡単に外れるタイプか、などといった細かい点も好みが分かれるかもしれません。
容器にメモリがついているものもあるので、大量に作る方はメモリつきを選ぶのも便利でしょう。
まとめ
離乳食を冷凍保存することは手間の軽減や腐敗の防止、いざというときの備えなど様々な利点があります。
冷凍に向いている食材はおかゆやうどん以外にも肉、魚、野菜など豊富にありますが、水分の多い食材や繊維の多い食材など不向きなものもあるので注意が必要です。
子どもの味覚は鋭敏なので、おいしさを損なわないように冷凍に向いた食材を上手に使って離乳食を作るようにしましょう。
冷凍保存する容器を選ぶポイントは、冷凍庫のサイズや空き状況も考慮しながらそれぞれの利点が自分の求めているものかを見極めることです。
似た商品でも素材や使い方が異なるものがありますので、十分に比較して一番必要なものを選ぶようにしましょう。
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