
枝豆はいつから食べさせていい?枝豆の離乳食解説
枝豆はいつから食べさせてよいのか
枝豆は調理法によっては離乳食の初期から与える事が出来ます。
大人にとっては気になるものではないのでご存じでない方もいらっしゃるかもしれませんが、枝豆の中身の豆は薄い皮に包まれています。赤ちゃんに離乳食で与える場合はその薄皮が喉に引っかかりやすいほか、内臓が未発達な赤ちゃんにとっては消化が難しいものでもあるため、一つずつ取り除いてあげる必要があります。指でつまむと簡単につるっと剥けるので処理自体はそう難しくありませんが、料理で使うにはそれなりに数が必要になります。
枝豆を離乳食で食べさせる際の注意点、調理する際のポイント
栄養が豊富で見た目も鮮やかな枝豆ですが、離乳食で食べさせる際には注意点がいくつかあります。
豆自体に硬さがあるため、やわらかく茹でる必要がある。
薄皮の処理が必要な枝豆ですが、豆自体にもそれなりの硬さがあり、まだ歯が生え揃わず上手く噛めない赤ちゃんのためにはやわらかく茹でてあげることが必要です。たっぷりのお湯でさやごと茹でてから中の豆を取り出し、薄皮を取ってから再度茹でて離乳食として調理できる硬さまでもっていきます。
小さくてつるつるしているため誤嚥(ごえん)の危険がある
表面がつるつるとしていて小粒な枝豆は飲み込んだ勢いで誤って気管に入ってしまうことがあり、空気の通り道に異物が入り込んで呼吸が出来なくなってしまうことを誤嚥(ごえん)といいます。やわらかく茹でたものをすりつぶしてあげたり、細かく刻んであげたりと、離乳食の時期によって大きさを変えてあげることが必要になります。
冷凍や茹でられて売っているものは塩分に注意する。
赤ちゃんは内臓が未発達ですので塩分は消化に負担がかかります。生の枝豆を購入してご自宅で茹でる場合は塩を使わなければよいのですが、スーパーで手軽に手に入る冷凍のものや、総菜コーナーで見かけるすでに茹でられているものについては塩分に注意することが必要です。枝豆の表面は産毛に覆われていますので、下処理の際に粗塩で揉みこんで産毛の処理をしている可能性があります。また茹でられているものは大人向けのものになるので下味のために塩茹でされている事が多いです。さやから取り出し薄皮を取った豆を再度茹でる事で硬さを調節できるほかにも塩分を抜く効果もあります。
大豆アレルギーに注意する。
冒頭にある通り、枝豆は大豆を未成熟の段階で収穫したものになりますので大豆アレルギーを持っている赤ちゃんは反応を起こしてしまいます。まずは豆腐から与えてアレルギー反応の確認をとりましょう。加工品になると比較的アレルギー性が弱まるほか、硬さも枝豆よりはるかにやわらかいので離乳食に向いています。他の食材でも同じことが言えますが、初めて食べるものを試す時は“ひとさじを、単体で、午前中に”あげることが必要です。アレルギーの重さが分からないため量はひとさじで、原因の食材を突き止めるために単体で、もしアレルギー反応が起きてしまっても午後にはすぐ小児科へ連れていける午前中に、食べさせてあげることでアレルギー反応の確認をとりましょう。
続いて、離乳食の時期によって調理する際のポイントの違いを解説いたします。
離乳食の時期によって調理する際のポイントの違い
離乳食初期(5~6か月)
さやごと茹でて豆を取り出し、薄皮を取ってから再度やわらかくなるまで茹でます。といっても枝豆は赤ちゃんがそのまま食べられるほどやわらかくはならないので、ミキサーやすり鉢でしっかりすりつぶしてポタージュ状にしてからあげることが必要です。
離乳食中期(7~8か月)
離乳食後期(9~11か月)
薄皮を取ってやわらかく茹で、包丁でみじん切りにします。噛む動作に慣れてきて歯茎でものをつぶせるようになってくる時期になるので、すりつぶしから包丁でのみじん切りへの移行は食事の様子を見ながら判断しましょう。
離乳食完了期(12~18か月)
茹でて薄皮を取った枝豆をやや粗めに包丁で刻みます。2度目のボイルも様子を見ながら硬さを調節していきましょう。
慣れてきたとしても誤嚥の危険を防ぐために、奥歯が生え揃って咀嚼が出来るようになるまで、最低でも3歳くらいまでは薄皮を取って刻んであげる方がよいとされています。命に関わることですので注意が必要です。
枝豆を使った離乳食の保存について
枝豆は生のままでも茹でてからでも冷凍保存が可能です。離乳食の場合は一食分をその都度茹でるのは手間ですので、まとめて茹でて薄皮を取ってから細かく分けて冷凍し、使う際にはレンジで解凍して調理するようにすると便利です。
枝豆の栄養や甘味、風味は鮮度が落ちると下がってしまうので、すぐに食べない場合は冷蔵庫で保管しておくより冷凍してしまう方がよいでしょう。
まとめ
枝豆はやわらかく茹でる、薄皮を取る、塩分に注意、時期によって細かくすると、手間がかかる食材になります。大豆アレルギーの危険もあり、喉に詰まらせないように注意することも必要です。
ですが、栄養が豊富で色も鮮やか、冷凍保存も可能なのできちんと理解した上で扱えば便利な夏野菜のひとつになります。
風味豊かな枝豆を赤ちゃんの食事に取り入れ、その魅力を存分に伝えてあげましょう。
予約の多い人気プラン
東京都出産・子育て応援事業(赤ちゃんファースト)プラン
東京都出産・子育て応援事業(赤ちゃんファースト)専用プランです。 ご要望に応じたメニューのご提案をさせて頂きます。 ご希望でしたら離乳食も対応可能です。 *こちらのプラン専用のクーポンコードをお持ちの方が対象です。 星つきフレンチで修行したシェフがお作りする作り置きプランです。 平日忙しく働いている親御様へ 私が温めるだけで美味しい料理をお作りするので 帰ったら料理は温めるだけにしてお料理の手間を省いてみませんか? ワインやウィスキーなどお酒合わせたおつまみもお作りいたします。 忙しくておうちで料理作る時間がない! 子どもに洋食食べさせたい! 等、ご要望をお聞かせください。 お品数の目安 品数:8品(大人2〜3人想定) ※人数、メニューにより変動いたします。 メニュー例 ・油不使用の切り干し大根 ・かぼちゃとドライフルーツのサラダ ・ナスのバルサミコ酢マリネ ・ズッキーニと豚肉のペペロンチーノ風 ・ハニーマスタードチキン ・ビーフストロガノフ ・季節野菜のエチュベ ・根菜のカポナータ ※ご要望あればジャンル問わずお作り致します! ※1クリック予約でのお申し込みは出来ません。 ※定期サブスクプランでのお申し込みは出来ません。 ※ご予約時にクーポンコードのご入力をお願い致します。
3時間
COCO
今週末に予約できるプラン

現役ママが作る!離乳食・幼児食プラン 浦安40分以内の方限定
市販の離乳食は意外と、味が濃い…… とろみの素を使うのはなんだか罪悪感がある…… 材料を見える化して安心したい…… とにかくちょっとでも心身休まる時間が欲しい……! お子さまとご家族さまのご希望に寄りそいながら、 冷凍ストック1週間分を目安にお作りします。 化学調味料や添加物はもちろん不使用。 オイルや塩分・白砂糖の使用は極力ひかえてお作りいたします。 離乳期、おでかけ以外はすべて手作りにこだわり ミルクの成分表示をすべて書き出すなど 我が子の栄養バランスと必死に向き合った経験を活かして ちょっとでもお手伝いができたらなと思っています。 なんでもお気軽にご相談くださいね。 3時間で10品前後+お時間あまれば親御さま用や幼児食1種類ほど お作りできます。 離乳食後期(1歳になるまで目安)までは調理終了後、それぞれのお料理に使用した食材をすべて書き出してお送りまたはお渡しいたします。 ※食材に関して ・基本、すでにアレルギーがないことが確認できた食材を、親御さまの手でお買い求めくださいませ。 特に「卵、乳、小麦、えび、かに、落花生、そば」の7品目につきましては、アレルギーがないことが確認できるまでは使用いたしません。 ・そのほかの「はじめて召し上がる食材」につきましては、ご相談しながら「少量ずつ」「1品目ずつ」チャレンジしていけるようにお作りすることもできますが、万一アレルギーを発症してしまった際の責任は負いかねますこと、どうぞご了承くださいませ。 ※こちらのプランは、 東西線 浦安駅からお住まいまでGoogleマップの経路検索で40分以内のお客様限定のプランとなります。 朝は混雑のため所要時間が長めになる傾向がございます。恐れ入りますがご希望のお時間帯に到着できる設定での検索をお願いいたします。 そのほか、ご確認事項につきましてはシェフプロフィールをかならずご覧くださいますようお願い申し上げます。 ~メニューー例~(すべて冷凍保存可能) ・ことこと煮出した野菜だし ・うまみ引き出したやさしいレバーペースト ・くるくるサンドイッチ ・ノンオイルナゲット ・白身魚のとろとろ ・五目おじや ・季節のポタージュの素(あとはミルクで割るだけ!) ・具だくさんシチュー ・冬瓜と鶏のれんこん餡 ・あとは再加熱するだけスパゲティ ・ほうとう ・手づかみおやき
3時間
はるか