
離乳食はいつまで薄味にする必要があるかの解説
生後5カ月近くになってくると、離乳食が頭をよぎりだします。初めてのお子様で右も左も分からない状態ですと、離乳食イコール薄味と頭では分かってるとはいえ、「味付けはどうしたらいいの?」「味付けをしなくても赤ちゃんは食べてくれるの?」などたくさんの疑問や不安が湧いてくると思います。そこで今回は離乳食の味付けについて解説させていただきます。
離乳食はなぜ味付けに気をつけなければならない?
離乳食の時になぜ、味付けに気をつけなければいけないかというと、赤ちゃんは味蕾がとても多く味に敏感だからです。舌には味を感じるための「味蕾」がり、人が生まれてから死ぬまでに一番味蕾が多い時期が赤ちゃんの時期になります。(成長するたびに味蕾は減っていきます)
味蕾をたくさんもつ、味に非常に敏感な赤ちゃんは、素材そのものの味や、出汁だけの旨みだけで十分美味しく感じることができるのです。また、さまざまな味に触れていく中で赤ちゃんの味覚が磨かれていくのです。しかし、この時期に赤ちゃんに濃い味付けのものを与えてしまうと、濃い味のものを早く覚えて、濃い味を好むようになってしまい、糖分や塩分が多く高カロリーな食生活になり、生活習慣病になりかねません。
さらに、離乳食期は腎臓が成長途中です。そのため、味付けが濃いと消化するために負担になってしまいます。
最も味蕾が多く、味に非常に敏感な時期に、素材そのものの味やだしの美味しさを知っておく必要があるため、離乳食の時には味付けに気をつけなければなりません。
離乳食はいつまで薄味でなければならない?
離乳食はいつまで薄味でなければならないかというと、1歳半くらいまでは離乳食の完了期とも重なる時期なので必ず薄味を守るようにしてください。それ以降でも、塩分が多すぎると内臓に負担がかかってしまいます。ですから、出汁がメインの薄味を心がけるようにしましょう。
1歳半から3歳くらいまでは、まだ薄味の食事ですが、煮物や蒸し物などから徐々に味付けを濃くしていって大丈夫です。
離乳食の食事の量は?
初めてのお子さんの場合ですと、いざ赤ちゃんに離乳食を与えようとしても、どれぐらいの量を与えて良いのか?というたくさんの不安疑問があると思います。
離乳食をスタートしてから1ヶ月頃までは1日1回1さじ(小さじ1)ずつから始めます。子どもの様子を見ながら始めましょう。母乳やミルクは飲みたいだけあげてください。
1ヶ月をすぎた頃(生後7〜8ヶ月頃)から2回に増やしましょう。子どもの様子を見ながら、ご家庭に合ったスケジュールを立ててください。
1回あたりの目安としては、
- 全粥:50〜80グラム
- 野菜果物:20〜30グラム
- 魚または肉:10〜15グラム
- または豆腐:30〜40グラム
- または卵:卵黄1個〜全卵3分の1個
- または乳製品:50〜70グラム
2回食で、食事のリズムをつけていくようにしましょう。
そして離乳食を始めてから3ヶ月から4ヶ月をすぎた頃(生後9ヶ月〜11ヶ月頃)になったら1回あたりの目安として、
全粥:90グラム〜軟飯:80グラム
野菜果物:30〜40グラム
魚または肉:15グラム
豆腐:45グラム
卵:全卵2分の1個
乳製品:80グラム
食事のリズムを大切にして、1日3回食に進めていきましょう。
そして離乳食の完了期(生後12ヶ月〜18ヶ月頃)になったら、1回あたりの目安としては、
軟飯:90グラム〜ご飯:80グラム
野菜果物:40〜50グラム
魚または肉:15〜20グラム
豆腐:50〜55グラム
卵:全卵2分の1〜3分の2個
乳製品:100グラム
1日3回の食事のリズムを大切にしながら、生活のリズムも整えていきましょう。
上記の量はあくまでも目安です。お子様の食欲や成長発達の状況に応じて、食事の量を調整していきましょう。成長の目安は、成長曲線のグラフにお子様の体重や身長を記入し、成長曲線のカーブに沿って成長しているかどうか確認しましょう。
まとめ
離乳食の味付けや量は、初めてのお子様だとどうしたらいいか分からないことだらけです。なるべく嫌がるまでは、薄味を続けましょう。繊細な味覚を持ち続けることは、お子様の豊な食生活につながります。そして、与える量が分からない時にはお子様の成長曲線、食べている時の様子をよく観察してみるようにしましょう。お子様の成長はそれぞれです。慌てることなく、お子様に合った味付け、量を調整していきましょう。
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