
離乳食でヨーグルトはいつから大丈夫?時期別のおすすめメニューは?
ヨーグルトは発酵食品で体に良い食品です。離乳食で食べさせるのはいつ頃から大丈夫なのかについてご紹介します。ヨーグルトを食べさせる際の注意点も参考にしてください。ヨーグルトを使った離乳食の時期別のメニューも、いろいろ知っておくと便利でしょう。
ヨーグルトは何歳から食べさせて良い?
ヨーグルトは、離乳食中期の生後7ヶ月~8ヶ月から食べさせても大丈夫です。この頃から、いろいろな乳製品を食べさせることができるようになります。
ただし、ヨーグルトは牛乳から作られているためにアレルギーに気を付ける必要があります。少しずつ食べさせてみるといいでしょう。
ヨーグルトの栄養素としては、タンパク質やカルシウムがあり離乳食にもおすすめの食品です。赤ちゃんの骨や歯、爪などの成長のためにもカルシウムが大切です。口当たりも良く、赤ちゃんも食べやすいので活用してみましょう。
また便秘気味の赤ちゃんに、ヨーグルトを食べさせてみるのもいい方法です。
ヨーグルトを食べさせる際の注意点
ヨーグルトを食べさせる際は、あまり多く食べさせないようにしましょう。アレルギーもありますので、最初は小さじ1さじから始めます。
また、なめらかで口当たりはいいのですが、乳製品は赤ちゃんの胃には重くなります。乳製品をあげる量は予め決めておくといいでしょう。
食べさせる量や選び方の注意点
離乳食で乳製品を食べさせる際には、1回の食事で離乳食中期には50~70g、離乳食後期80g、離乳食完了期100gを目安にするのがおすすめです。ヨーグルト以外にも乳製品をあげる場合には全体の量を調整するようにしましょう。
また、砂糖入りのヨーグルトは赤ちゃんには甘いために、無糖のプレーンヨーグルトをあげるのがおすすめです。
そして、ヨーグルトを食べさせる際には、できるだけ開封したての新鮮なものをあげるようにしましょう。一度開封すると水分が分離してきますので、開封したてのものをあげるようにします。また、賞味期限は守って食べさせるようにしてください。加熱せずに与えられますので新鮮なものを食べさせましょう。
ヨーグルトの調理法の工夫
ヨーグルトの調理法としては、なめらかですので、他の食材を和えるのに使ったり、とろみを出すのに使ったりするのがおすすめです。下ごしらえとして、野菜やお肉に混ぜて調理するのもいい方法です。柔らかくなって食べやすくなります。赤ちゃんが離乳食で苦手な食品がある場合には、ヨーグルトを混ぜると食べられることも多いでしょう。
また、ヨーグルトの酸味が苦手な赤ちゃんの場合には、バナナやサツマイモなどの甘いフルーツや野菜と混ぜてあげる方法もいい方法です。
ヨーグルトの時期別メニュー
ヨーグルトは、モグモグ期の離乳食中期から食べさせられます。時期別におすすめのメニューをご紹介します。実際の離乳食作りの参考にしてください。
離乳食中期のヨーグルトを使ったメニュー
離乳食中期では、バナナと無糖のヨーグルトを混ぜた「バナナヨーグルト」がおすすめです。
バナナはペースト状にスプーンやフォークですりつぶして、ヨーグルト大さじ3強の50g程度と混ぜ合わせます。バナナの甘みで食べやすいメニューとしておすすめです。
「ブロッコリーのヨーグルトサラダ」もこれを少しアレンジして作れます。ブロッコリーの先端の柔らかな部分だけを電子レンジで加熱。つぶしたバナナと無糖ヨーグルトを混ぜたらヨーグルトサラダの出来上がりです。
「かぼちゃバナナ載せのヨーグルトパン」も朝食などに便利なメニューです。かぼちゃを電磁レンジで加熱して実の部分だけをつぶし、バナナもつぶして一緒に混ぜます。
食パンを準備し、耳以外をちぎったらヨーグルトを掛けてしみこませます。その上にかぼちゃとバナナを混ぜたものを載せて完成です。食パンをヨーグルトで柔らかくするのがポイントです。
離乳食後期のヨーグルトを使ったメニュー
離乳食後期はカミカミ期です。「ツナとヨーグルトのサンドウィッチ」もいいでしょう。耳を取った食パンを手づかみで食べやすいように細く切ります。ツナ缶の水を切って、ヨーグルト小さじ2杯10g程度と混ぜ合わせます。ヨーグルトを混ぜたことでツナもなめらかになり、サンドしやすいでしょう。
「ヨーグルトりんご煮」も人気です。りんごの皮をむき、小さく角切りにしてレンジで柔らかくなるまで加熱。無糖のプレーンヨーグルトの上に載せるだけです。加熱することでりんごの甘みも増してヨーグルトの酸味を和らげることができます。
同じようにさつま芋も細かな角切りにし、レンジで加熱してヨーグルトを掛けるといいでしょう。
離乳食完了期のヨーグルトを使ったメニュー
離乳食完了期は、パクパク期です。「ヨーグルトで和えたマカロニサラダ」もご紹介します。ニンジンをゆでて、トマトなどの野菜と柔らかくゆでたマカロニと一緒にします。ヨーグルト小さじ2、マヨネーズ小さじ1/2を混ぜたソースで和えるとサラダの出来上がりです。
「ヨーグルト入りビーフストロガノフ」もお肉を柔らかくしてくれるメニューです。2食分の作り方をご紹介します。ニンジンを2ミリ幅に切り、玉ねぎも薄切りにカット。鍋にバターを入れて牛ひき肉20gを炒めたら、ニンジン、玉ねぎを加えてさらに炒めます。そこへ小麦粉を少し振り入れてよく混ぜ、牛乳150ccも少量ずつ加えていきます。水100ccと味噌小さじ1/2杯、ヨーグルト大さじ1を加えてとろみが付いたら完成です。ひき肉の食感をヨーグルトが柔らかくするため赤ちゃんも食べやすいでしょう。
ヨーグルトを使った離乳食の保存について
ヨーグルトを使って離乳食の保存方法についてもご紹介します。冷凍保存ができれば便利ですが、ヨーグルトは冷凍に向きません。なめらかな食感がヨーグルトの特徴ですが、冷凍するとざらついてしまうでしょう。また、解凍すると分離し、あまり冷凍には向きません。
もし冷凍する場合は、ヨーグルトの表面をラップでピッタリと覆って空気に触れないようにしましょう。
できれば蓋付きの製氷皿で冷凍した後、ジップロックで保存するといろいろ使えます。そして、解凍した場合は、加熱して食べさせるようにします。冷凍して解凍すると風味が落ちてしまうため注意してください。下ごしらえ用にソースやマヨネーズの代わりに他の食材に混ぜたり、ホットケーキや蒸しパンに混ぜて使ったりするといいでしょう。
また、一度加熱したヨーグルトは発酵が進んで酸味が強くなるため、すぐに調理して使いましょう。
まとめ
ヨーグルトを使った離乳食がいつから食べられるのかについてご紹介しました。ヨーグルトは、離乳食中期から食べさせることができる食品です。食感もなめらかで赤ちゃんにも食べさせやすいでしょう。タンパク質やカルシウムも摂れて、離乳食に取り入れるのもおすすめです。ただし、牛乳アレルギーの赤ちゃんもいるため、最初は少量から試すようにしてください。
ヨーグルトは用途が広いのも魅力です。他の食材を和えたり、調理の下ごしらえに使ったりできます。いろいろな食品の口当たりをなめらかに、柔らかな食感にしてくれて便利です。
ヨーグルトの酸味を気にする赤ちゃんの場合には、甘いバナナやカボチャ、サツマイモなどと一緒に使うといいでしょう。栄養豊かなヨーグルトを活用して、離乳食中期から完了期まで様々なメニューに活かしてください。
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