
ピーマンはいつから食べさせていい?ピーマンの離乳食解説
乳児は5~6か月ごろから離乳食が始まります。最初は10倍粥などを1日1回から始め、段階的に量や品目を増やしながら完了期に向かって進めていきましょう。
野菜なども最初はくせのない食べやすいものをすり潰して裏ごししたものを与えますが、苦みの強いピーマンはいつから始めるのが適切なのでしょう。子どもの離乳食の進み具合ごとのピーマンを使ったレシピを紹介いたします。
ピーマンはいつから食べさせて良い?
ピーマンを食べさせられるようになるのは、7~8か月ごろです。
この頃は離乳食も中期に差し掛かり、離乳食を舌ですりつぶして食べるのにも慣れてくる頃です。モグモグ期とも呼ばれ、少しずつ食材の種類を増やしたり、ステップアップができる時期でもあります。
食べたい欲求が出てくる頃でもありますので、ピーマンのような少し苦みのあるような野菜も取り入れて様子を見ていくのが良いでしょう。もちろん子供が嫌がった場合に無理やり与えるのはいけません。あくまでも食事の楽しさ、食べるということへの意欲を失わないように気を付けながら与えるのが理想です。
5~6か月の子どもにピーマンを与えるのはまだ少し早いと言えます。
この時期はごっくん期とも呼ばれ、今まで母乳やミルクだけを飲んでいた子どもが初めてほかの食べ物を口にする時期です。この頃の子どもは味覚がとても敏感で、与えられたものが生存に必要なものかどうかを味でチェックする時期だと言われており、苦みのあるものに拒否感を示すこともあります。
この時期が6か月を過ぎたころから徐々に落ち着いてくることから、ピーマンなどの苦みのある野菜は7~8か月ごろからが適切だと考えられるのです。
しかし、ピーマンの仲間のパプリカは離乳食初期にも与えることができます。パプリカは甘みがあり、栄養価も高いため、皮をむいて柔らかくゆで、すり潰せばごっくん期の子どもにも適した食材になります。
また、パプリカはピーマンよりも栄養価が豊富なのが特徴です。なかでも赤パプリカはビタミンCやカロテンがピーマンの約2倍以上含まれているという優れものです。
その上ピーマンもパプリカも、加熱調理をしても栄養価が少なくなりません。βカロテン、ビタミンA、カリウムなども豊富に含まれており、皮膚や粘膜を健康に保ったり、強い体を作るために必要な栄養素がたくさん含まれています。そのため離乳食でもしっかりと栄養を取ることができる優れた食材だと言えます。
離乳食でピーマンを食べさせる時の注意点は?
ピーマンは野菜の中でも特に消化に時間がかかると言われています。離乳食でピーマンを与えるときには薄皮をむいて調理することが大切です。また、すべての時期において種と白いワタの部分も必ず取り除いてください。ピーマン独特の苦みはくたくたに加熱することにより和らぎます。
7~8か月ごろのモグモグ期の調理のポイントは指で軽くつぶせるくらいの固さに加熱し、みじん切りにすること。この時期は力を入れなくても簡単につぶせる絹ごし豆腐くらいの固さを目安にしてください。加熱具合が固めだと子供が丸呑みしてしまう可能性があります。舌と上あごの力でつぶすことのできる固さにしてあげるとよいでしょう。
9~11か月頃のカミカミ期になると、つぶす力は弱いものの、大人とほぼ同じかみ方ができるようになると言われています。この時期は、指でつまんで軽く力を入れるとつぶせるくらいのバナナの固さをお手本にしてください。固すぎると歯ぐきでつぶせないため丸呑みの原因になりますので注意してください。大きさは5㎜角程度に少し大きくしてみましょう。
1歳~1歳6か月頃はパクパク期と呼ばれ、離乳食も完了するころになります。この頃になると3回食になり、口の動きも安定してきます。まだまだかむ力は弱いですが、この頃にあった固さや大きさのものでかむ練習をしていく時期です。この時期の固さはスプーンで押すとつぶれる肉団子をお手本にするとよいでしょう。大きさは1㎝角程度が適切です。
5~6か月のごっくん期の子どもには前述したとおりピーマンではなくパプリカを与えましょう。こちらもピーマンと同じように皮をむき、種とワタをしっかり取り除いてください。
そしてくたくたに加熱し裏ごしするか、すりつぶしてとろみをつけると食べやすくなります。固さの目安はお皿に盛ってスプーンをすべらせると跡が残りまもなくスーッと消える程度の滑らかなゆるゆる状です。ポタージュをイメージするとわかりやすいでしょう。慣れてきたら徐々にプレーンヨーグルトのような滑らかでぽってりとした形状にしていきます。離乳食を始めたばかりの子どもには無理強いをしないことも大切です。まずはスプーン1杯からゆっくりと与えてみてください。
また、ピーマンを選ぶときは身につやがありヘタがぴんとしたものにしましょう。鮮度が悪いと苦みが強く出てしまいます。皮にしわがあるものは鮮度が落ちている証拠ですので選ばないように気を付けてください。
各時期別のピーマン(パプリカ)を使ったメニューと調理のポイント
すべての時期において、調理のポイントとなることは下記のとおりです。
しっかりと皮をむく
パプリカはピーラーで簡単に皮をむくことができます。
また、レンジで加熱し皮を取り除く方法もあります。へたとワタを取り除き、耐熱容器に入れてラップをかけ、パプリカ4分の1個につき約1分30秒を目安に加熱します。粗熱を取ったら手でするっと取り除けるようになります。ピーマンも同様です。パプリカより皮が薄いので少し大変ではありますが皮があると消化にも舌ざわりにも影響しますのでぜひむいてください。
しっかりと過熱する
ピーマンはよく加熱することで苦みが減って甘みが増します。ゆでるときはくたくたになるまでじっくりと火を通しましょう。柔らかく、食べやすい触感になります。離乳食完了期にはじっくりと炒めたものを与えてみてもよいでしょう。少し油を入れて炒めることで苦みが減り、βカロテンの吸収率もアップします。
離乳食初期(5~6か月頃)のパプリカを使ったメニュー
パプリカがゆ
材料:
パプリカ 5g(3㎝角1個)
10倍粥 20g(大さじ1強)
作り方:①パプリカは皮をむいて柔らかくゆで、裏ごししてトロトロにする。すりつぶす場合はブレンダーなどを使うと簡単に滑らかなものができる。
②10倍粥は滑らかにすりつぶし、①を加えてまぜる。
引用資料:上田玲子 はじめてママ&パパの離乳食 主婦の友社2015
離乳食中期(7~8か月頃)のピーマンを使ったメニュー
ピーマンとキャベツとたらのスープ煮
材料:
- ピーマン 10g
- キャベツ 15g
- たら 15g
- ベビーフード野菜スープ 30cc
作り方
- ピーマンとキャベツを2mm角に切っておく。たらは3分ほど茹でてから、骨を取ってほぐす。
- 小鍋に1を入れ野菜スープを加えたら、やわらかくなるまで弱火で煮る。たらを加え、水分がなくなるまで煮詰めたら完成。
※塩たらは塩分を多く含むため、離乳食では生たらを使うこと。
離乳食後期(9~10か月頃)のピーマンを使ったメニュー
パプリカとピーマンのオムレツ
材料:
- パプリカ 10g(4㎝角1個)
- ピーマン 10g(中4分の1個)
- 溶き卵 2分の1個分
- 植物油 少々
作り方
- パプリカとピーマンは皮をむき、みじん切りにする。耐熱容器に入れてラッぷをかけ、電子レンジで約30秒加熱する
- 溶き卵に①を加えて混ぜる。
- フライパンに油を中火で熱し、②を流しいれる。全体を混ぜながら、7㎜暑さくらいの平たい形にまとめ、中まで火を通す。粗熱が取れたら食べやすく切る。
引用:上田玲子 はじめてママ&パパの離乳食 主婦の友社2015
離乳食完了期(1歳~1歳6か月)のピーマンを使ったメニュー
3色ピーマンのパエリア風
- 材料:
パプリカ(赤・黄合わせて)40g(中3分の1個) - ピーマン 40g(中1個)
- 玉ねぎ 20g(中8分の1個)
- 鶏もも肉 60g
- 米 1合
- 水 1カップ強
- バター 5g
作り方
- 米は洗ってざるに上げる。
- パプリカとピーマンは皮をむき、7㎜角に切る。玉ねぎは粗みじん切りにする。鶏肉は皮と脂肪を除き、7㎜角に切る。
- 炊飯器に水を入れ、②とバターを加えて炊く。炊き上がったら全体を混ぜる。
引用:上田玲子 はじめてママ&パパの離乳食 主婦の友社2015
まとめ
苦みのあるピーマンは、味覚が敏感な5~6か月の離乳食初期にはあまり適さない食材です。食べられるようになるのは中期からですが、必ず皮をむき、種とワタを取り除いてからその時期にあった大きさと固さで与えましょう。
いっぽうピーマンの仲間のパプリカは、甘みが強く離乳食初期の子どもにも与えることができます。
ピーマンもパプリカも栄養価が高く、加熱しても栄養価が変わらないという特徴があり、離乳食でもしっかりと栄養を取ることができる食材の一つだと言えます。
栄養価の高いピーマンを上手に活用して離乳食の幅を広げ、色々なメニューに挑戦してみるとよいでしょう。
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