
妊娠中の飲み物のおすすめと控えたほうが良い飲み物の解説
妊娠中の身体はいつもより水分を必要としています。たっぷりと水分補給をしたいですが、そこで気になるのが妊娠中に飲むのはどんな飲み物が良いのかということでしょう。
妊娠中に口にするものはお腹の赤ちゃんにも影響するので、慎重に選びたいものです。とはいえ、水以外は飲んではいけないというように厳しく制限をしてはストレスが溜まってしまいます。
そこでこの記事では、妊娠中の飲み物を選ぶポイントや、おすすめの飲み物、逆に妊娠中には控えたほうが良いとされる飲み物を紹介します。
妊娠中に飲む飲み物を選ぶポイント
妊娠中には、飲んでも大丈夫な飲み物と飲むのを控えたほうが良い飲み物があります。妊娠中は体内の血液量が増え発汗もしやすくなりますので、普段よりも多めに、1日に1.5~2Lを目安に水分補給することが必要です。
ただ、水分補給のために好きなものを何でも飲んでいいのかといえばそうではありません。お母さんが食べたり飲んだりしたものはお腹の赤ちゃんに影響しますので、飲み物の成分に気を配ることが大事です。
妊娠中の飲み物を選ぶときのひとつめのポイントは、カフェインの量です。世界保健機関(WHO)では妊婦はコーヒーの摂取量を1日3~4杯まで、英国食品基準庁(FSA)では1日当たりのカフェイン摂取量を200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)、に制限するよう求めています。このことから、妊娠中は1日200mg以下を目安にすると良いでしょう。
おもな飲み物に含まれるカフェインの量は次の通りです。
- インスタントコーヒー 1杯当たり80mg
- コーヒー 60mg/100ml
- 紅茶 30mg/100ml
- せん茶 20mg/100ml
このほか、ココアやコーラにもカフェインが含まれていますので、飲む際には含有量を確認すると良いでしょう。
糖分の量も飲み物を選ぶときに気をつけたいことのひとつです。フルーツや野菜のジュースは身体に特別悪いものではなくビタミン補給にもなるのですが、果物には果糖という中性脂肪になりやすい糖分が含まれているので、とり過ぎると体重増加につながってしまう可能性があります。また、果汁の少ない清涼飲料水には大量の糖分が含まれているものが多いので、いずれも飲み過ぎには注意が必要です。
妊娠中に飲む飲み物紹介
妊娠中の飲み物は、カフェインや糖分の取り過ぎに注意して選ぶのがポイントです。妊娠中でも安心して飲める飲み物をいくつか紹介していきましょう。
<h3>水</h3>
余分なものを含んでいない「水」は一番安心して飲める飲み物です。普段水をあまり飲まない人や、水だけだと飽きてしまうという人は、無糖の炭酸水やレモンなどの香りがほんのりついたフレーバーフォーターを選ぶのも良いでしょう。
ひとつ気をつけたいのは、冷たすぎる水は避けるということです。氷を入れたり冷蔵庫で冷やした水をいきなりゴクゴク飲むことはやめて、できれば常温で飲むように心がけましょう。
麦茶
麦茶はノンカフェインでカロリーもほとんどなく、妊娠中にも安心して飲むことができます。水と同様に冷やし過ぎないようにし、常温で飲むのが理想です。寒い季節にはホット麦茶もおすすめです。
牛乳
牛乳には、妊娠中に積極的にとりたい栄養素であるカルシウムが豊富に含まれています。お腹の赤ちゃんは胎盤を通してカルシウムを受け取り、歯や骨が作られていきます。大人になると牛乳をあまり飲まなくなる人が多いですが、妊娠中は積極的にとりたい飲み物です。
牛乳があまり得意でない人は、カフェインレスのコーヒーとあわせてカフェラテにするなど工夫をすれば飲みやすくなるでしょう。
妊娠中に控えたほうが良い飲み物
赤ちゃんへの影響を考えると、妊娠中には控えたほうが良い飲み物もあります。
アルコール
妊婦の飲酒は、赤ちゃんに対して低体重・顔面を中心とする奇形・脳障害などを引き起こす胎児性アルコール症候群を発症する可能性があります。妊娠中はアルコールを飲まないことを徹底しましょう。
胎児性アルコール症候群に治療法はないとされています。ほかの人が大丈夫だったからというような安易な情報や考えでお酒を飲むことは絶対におすすめできません。
最近はノンアルコールのビールや酎ハイも多く出回っていますが、法的には含有アルコール量が1%未満の飲料ならノンアルコールとうたって良いことになっています。ノンアルコール飲料といっても微量のアルコールが含まれているものがありますので、本当にアルコールが0%なのかは飲む前に確認することが必要でしょう。また、ノンアルコール飲料を妊娠中に飲んでも良いかは、念のため医師に確認することをおすすします。
カフェインを含むもの
妊娠中にとるカフェインの量は、1日200mg以下を目安にするのが望ましいでしょう。コーヒーや紅茶が代表的ですが、緑茶やコーラ、ココアにもカフェインは含まれています。コーヒーや紅茶はカフェインレスのものも多く出回っていますで、コーヒーがどうしてもやめられないという人は試してみても良いでしょう。
また、たんぽぽの根が原料のたんぽぽコーヒーは、コーヒーといってもカフェインを含まないので、安心して飲める飲み物のひとつです。
まとめ この記事のおさらい
妊娠中の飲み物はお腹の赤ちゃんに影響を与えるので慎重に選びたいものです。カフェインの入ったものは飲み過ぎないようにし、アルコールは控えましょう。
水、麦茶は安心して飲める飲み物の代表です。妊娠中は冷やし過ぎに注意して、常温やホットで飲むことを心がけましょう。赤ちゃんの骨や歯をつくるのに必要なカルシウムを豊富に含んでいる牛乳も、妊娠中に積極的にとりたい飲み物です。
妊娠中は食べ物や飲み物に気を使わなくてはならずストレスが溜まることもあると思いますが、カフェインレスの飲み物などを上手に取り入れれば、大きなストレスを感じることなく毎日の水分補給ができるのではないでしょうか。
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