
赤ちゃんが急に離乳食を食べなくなってしまった際の原因と対処法を解説
母乳から離乳食に変わり、頑張って食べる子供の姿は愛おしさ極まりないですよね。
7〜9ヶ月あたりは上下の前歯が生えはじめ、離乳食の幅も大きくステップアップする時期です。
そんな赤ちゃんですがぐんぐんと成長を重ねる時期に、急に離乳食を食べなくなってしまうということがあります。
今まで、好き嫌いなくなんでも食べていた我が子がなんの前触れもなく急にものを食べなくなったら心配かと思います。
この記事では、赤ちゃんが急に離乳食を食べなくなった際の原因と対処法を解説いたします。
急に離乳食を食べなくなったときに考えられる原因
大人の好き嫌いはあまり変わることはありませんが赤ちゃんにとっては初めて食べるものが多かったりなど、めまぐるしく嗜好や好みも変わります。
そして、離乳食を食べなくなることは赤ちゃんにとって成長の証です。
急に離乳食を食べなくなってしまったときに考えられる主な原因を5つご紹介いたします。
食べあきた(メニューのマンネリ化)
大人でも毎度同じようなメニューだとさすがに食べ飽きてしまいますよね。
それは赤ちゃんも一緒で、メニューそのものが気に入らない場合もあります。
一歳ごろだと味覚が発達して味を敏感に感じとれるようになり好みにそぐわないメニューだと、口に運んでも吐き出してしまうことがあります。
初めて見る食べ物などは、見た目で判断して食べないこともあるため無理をさせずに食べさせてあげることが大切です。
食べるよりも他に興味がある
遊びに夢中になっているときなど、食べることよりも他に興味が向いてしまっているときが、赤ちゃんには多々あります。
他に興味が向いている状態で、なかなか食べないことは自我が発達したともいえ、成長している証です。
また、離乳食初期の赤ちゃんは空腹感を感じにくいため口に運んでも食べてくれないというケースもあります。
様子を観察しながら食べ物に目線が向いたり興味を示しはじめたら食べさせてあげましょう。
味付け、硬さ、大きさで食べにくい
口に運んでもすぐに吐き出してしまう原因として、食物が硬かったり大きすぎて食べにくいということが考えられます。
また、先述のとおり味覚が発達し味付けが好まないことも原因の一つです。
見た目で食べないこともあり、初めて見るものなどは口に運んでも嫌がってしまいます。
嫌がってしまうことは、一歳児によく見られる特徴の一つです。
イヤイヤ期だから
食べはじめない理由として一歳〜三歳の間、多くの子どもに見られる「イヤイヤ期」だからということも挙げられます。
メニューが好みでなかったり、お腹があまり空いていなかったりするとなかなか食べてくれません。
また、食べることに対しても好きなものを食べたい、親の手を借りずに自分でごはんを食べたいといった気持ちから、思うようにごはんを食べなくなることもあります。
ときには、食べたくないものがあったりすることも成長の証であると捉えて優しく見守ってあげましょう。
体調がよくない
元気がなかったり、鼻水や咳の症状が見られる場合は不調の可能性が高いと考えられるため、数日も続くようであれば小児科で診てもらう必要もあります。
離乳食を食べなくなったときの対処法
ついこの前までもりもり食べていた我が子が、離乳食を食べない日が続くと病気になってしまったのではないか、と焦りますよね。
前述のとおり、原因はいくつか考えられますが落ち着いて赤ちゃんの状態をしっかりと見てあげることが大切です。
次の項目では食べなくなってしまったときにできる対処法を解説いたします。
まずは焦らない
まずは焦らずに落ち着いて子供の様子を観察することが大事です。
ほかに興味が向いてしまい食べないのか、口には入れるがすぐ出してしまうなど赤ちゃんがどういった原因で食べなくなってしまったかによって対処法は変わってきます。焦る気持ちを抑えてしっかりと観察し、冷静に対処しましょう。
味付けメニューを変えてみる
なかなか食べてくれないのであれば、味付けやメニューを変えてみるとよいでしょう。
市販の離乳食ばかりだと赤ちゃんも飽きてくることがあります。
また、食べることは楽しいことだと教えてあげるためにも一緒に食事をとることが
大切です。親の食べている姿を真似て、食べることもあるので自分自身が
楽しみながら食事をすると、より効果的です。
スプーンを変えてみる
普段使っているスプーンを変えてみることも対処法に繋がります。
金属製のスプーンですとひやっとした感覚がいやだったり木製のスプーンですとざらつきが気になるのかもしれません。
素材をいろいろ試してみることが、オススメです。
また、口を大きく開けられない赤ちゃんのために口に入れる箇所が長くなっている離乳食用のスプーンなどもあります。
スプーンを変えるだけであっさりと口に運んでくれることもありますのでぜひ、試してみてください。
食べさせるのではなく、赤ちゃん自身が食べるまで待つ
メニューや味付けを変えてもなかなか食べてくれないようであれば食べさせてあげるのではなく、赤ちゃん自身が食べるまで見届けてあげるとよいでしょう。スプーンを持って食べるということを覚えれば、その動作が楽しくなって食べ始めるということもあります。食べることは楽しいことなんだよ、と教えてあげることも子育ての一環ですので急に食べなくなっても思い詰めず、楽観的な考え方でいることも必要です。
とにかく遊ばせる
空腹は最良の調味料という言葉もあるとおり、子供にとってもお腹をすかせることはよく食べることへと繋がります。
公園などでたくさん遊ばせてあげ、体を動かすことで気持ちの発散にもなるため、一石二鳥です。
また、天気のよい日には外で食事をすることも一つの手です。
環境を変えて、自然を感じながら食べさせてあげると赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。
「3回食」をやめてみる
なかなか食べてくれずストレスが溜まるようであれば、3回食をやめてみるというのも対処の一つです。赤ちゃんは親のストレスやイライラを感じやすいため憂鬱になるようであれば無理せず子供のペースに合わせることも必要です。
また、一回の食事の量が多い可能性もあるため減らすなどして調節してみるとよいでしょう。
まとめ
- 離乳食に飽きてしまいがちなためメニューや食材の形などを工夫してみる
- 他に興味が向いているときは食事に興味がいくまでしばらく経過をみてみる
- まずは焦らずに赤ちゃんの様子を観察する
- 公園などでたくさん遊ばせてお腹を空かせるようにする
- 数日食べないようであれば体調を崩している可能性があるので、病院で診てもらう
今まで普通に離乳食を食べていた赤ちゃんが、何の前触れもなくパタッと食べなくなってしまったら誰しも慌てます。
しかし、焦らずにしっかりと様子を伺い、原因を考えて対処していくことが大切です。
不安な気持ちは赤ちゃんにも自然とうつってしまい、状況を今よりも悪化させてしまう恐れもあります。
赤ちゃんにとって離乳食を食べなくなることは、成長の証でもあります。
好き嫌いがだんだんとわかるようになってきたんだ、と前向きに捉えることもある意味一つの対処法です。
「食べること」は楽しいことなんだよ、ということを教えてあげられるいい機会でもありますので食事を一緒に楽しむことを心掛けましょう。
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