
赤ちゃんが風邪をひいた時は何を食べさせていい?おすすめの解説
赤ちゃんはお母さんの胎内にいるときに、病原体に対する抗体をもらって生まれてくるといわれています。抵抗力が弱い生まれたばかりの赤ちゃんは、お腹の中でお母さんからもらった抗体に守られています。しかしその抗体も徐々に減り、6ヶ月ごろにはほとんどなくなるので、風邪などの感染症にかかりやすくなってきます。じゅうぶんに気をつけていても、同居の家族からうつってしまったり、外に出る機会もだんだん増え、いろいろなものに触れたりすると、風邪を引くことはどうしても避けられないでしょう。そこで、赤ちゃんが風邪をひいたときに気をつけることや、食べ物の与え方などについて、解説いたします。
赤ちゃんが風邪を引いた時に気をつけたいこと
もし具合が悪くても、赤ちゃんは言葉で訴えることはできません。風邪にはいろいろな症状がありますが、鼻水、咳、嘔吐、下痢、熱などの症状が現れた場合には、気がつきやすいかと思います。しかし、このように目に見える症状がなくても、赤ちゃんの様子が「いつもと違う」と気づいたら、注意が必要です。
離乳食を進めている途中でも、食欲のない赤ちゃんに無理に食べさせることは避けたほうがよいでしょう。元気になってから、少しずつ元の食事に戻して行けばよいので、焦ることはありません。もし食欲があるようなら、できるだけ消化の良いものを食べさせてあげましょう。そして、何よりも大切なことは、水分補給です。
水分補給をしっかりとする
赤ちゃんが風邪をひいているときには、普段以上に水分を補給することが大切です。もし赤ちゃんがミルクや水分を受け付けず、嘔吐や下痢を繰り返し、排尿がない状態が続くと、脱水症状を起こしてしまう可能性があります。そのようなときには、できるだけ早く病院を受診しましょう。
風邪をひいた時におすすめの水分は、白湯、カフェインの入っていない麦茶やタンポポ茶、薄めたリンゴ果汁、野菜スープ。みそ汁のうわずみ、赤ちゃん用のイオン飲料などです。ただし、赤ちゃん用イオン飲料は砂糖が含まれているので、虫歯の原因になります。風邪をひいている時以外は控えましょう。また、柑橘系の果汁はお腹がゆるくなったり、吐き気をうながすことがあるので、風邪の時には避けた方がよいかもしれません。
風邪をひいて具合が悪いときの赤ちゃんは、思うように離乳食を食べてくれないかもしれません。そのような場合は、無理に食べさせる必要はないでしょう。風邪の時に気をつけなければいけないのは、水分補給です。しっかりと水分を補給してください。
風邪で胃腸の働きが弱っているかもしれませんが、もし食欲があるようであれば、食材や調理法を工夫して、内臓に負担のかからない、消化のよいものを食べさせてあげましょう。離乳食を進めていても、1段階前の離乳食に戻してもかまいません。
風邪で離乳食の進みが遅れてしまっても、あせる必要はありません。風邪の時には元気になることを最優先に、具合が良くなってから、徐々にいつもの離乳食に戻してゆけばよいでしょう。
消化に良いものをえらぶ
食欲のない赤ちゃんに、無理に食べさせるのは良くありません。でも、もし食欲があるようなら、消化の良いものを食べさせてあげましょう。赤ちゃんは、大人と比べると消化機能が未熟です。元気なようでも、風邪の時には内臓の働きが弱っているかもしれません。胃腸に負担がかからないような食材や、調理法の工夫が大切です。おかゆやうどん、すりつぶした野菜、葉物野菜の葉の部分など、やわらかく消化の良いものをえらびましょう。
タンパク質補給を考えるなら、白身魚、豆腐などは消化がよいのでおすすめです、また、果物の中でもりんごは、「医者いらず‘」といわれるぐらい万能の果物です。りんごに含まれるペクチンはお腹の調子を整え消化も良いので、すりおろしたものや、煮ても美味しいのでおすすめです。
赤ちゃんが風邪を引いた時に注意したほうが良い食べ物
赤ちゃんは内臓の機能が未熟です。そのうえ、風邪で胃腸の働きが弱っているので、食べ物に気をつけてあげる必要があります。特に体を冷やす食べ物や飲み物、消化に時間がかかり胃への負担が大きい食物繊維が豊富な食べ物や、脂っぽいものは、気をつけるようにしましょう。
体をひやす食べ物をさける
赤ちゃんは、内臓の機能が大人と比べると未熟なうえ、風邪で働きが弱っています。冷たい飲み物や食べ物は胃腸に負担がかかるので、もしあげる時には常温に戻してからのほうがよいでしょう。
胃への負担が大きいもの
脂っぽい食べ物は消化に時間がかかり、胃腸へ負担になります。肉類やチーズ、バターなどは避けた方がよいでしょう。
便秘に良い食物繊維は、消化に時間がかかります。胃に負担がかかるので、風邪の時には避けた方がよいでしょう。食物繊維が多く含まれる食べ物は、野菜では、ごぼう、たけのこ、レンコンなど、豆類、キノコ、こんにゃく、海藻などです。
風邪を引いた時にあたえるおすすめのメニュー
豆腐がゆ(離乳食初期5〜6ヶ月から)
材料
- 10倍がゆ 30g
- 豆腐 20g
作り方
- 10倍がゆにすりつぶした豆腐を加え混ぜる。
- ふんわりラップをして、途中かき混ぜながら電子レンジで30~40秒加熱する。
引用:
豆腐がゆ|離乳食レシピ(管理栄養士監修)|パルシステムの育児情報サイト~子育て123~
野菜うどん
離乳食初期(離乳食初期5〜6ヶ月から)
材料
- ゆでたうどん 80g
- 大根 10gにんじん
- 10gじゃがいも
- 10gだし汁
- 150ccしょうゆ
- 少々片栗粉 少々
作り方
- 野菜は粗めのみじん切りにし、ゆでたうどんは食べやすい大きさに切ります。うどんの長さは、お子さんの月齢や離乳期によって調節してください。
- みじん切りにした野菜をだし汁で煮て、灰汁をとります。
- 野菜が柔らかくなったらうどんを加え、食べやすいかたさになるまで煮ます。
- しょうゆを数滴と水溶き片栗粉を入れ、とろみがついたら完成です。
引用:
赤ちゃんが風邪のときの離乳食は? おすすめレシピとNG食材|コラム|サツドラ(サッポロドラッグストアー)
かぼちゃと玉ねぎのスープ(離乳食中期 7〜8ヶ月から)
材料
- かぼちゃ 15g
- 玉ねぎ 5g
- 塩 少々
- 片栗粉 少々
作り方
- 小さく切ったかぼちゃと玉ねぎ、水(1/2カップ)を鍋に入れ、中火で煮ます。
- 柔らかくなったかぼちゃと玉ねぎを、粗くすり潰して塩少々を加えます。水溶き片栗粉でとろ みをつけたら完成です。
引用:
赤ちゃんが風邪のときの離乳食は? おすすめレシピとNG食材|コラム|サツドラ(サッポロドラッグストアー)
まとめ
赤ちゃんは、胎内でお母さんからもらった病原体に対する抗体のおかげで、風邪をひきにくいといわれていますが、生後6ヶ月ごろになると、その抗体もだんだん減っていきます。また、新生児の頃は家で過ごすことが多かった赤ちゃんも、少しずつ外に出かけるようになることも増え、風邪をひいてしまうこともあるでしょう。
赤ちゃんは不快感を言葉で表すことができないため、熱や鼻水、咳などの目に見えてわかる変化がなくても、機嫌が悪かったり、ひどく泣いたり、普段と違う様子が見られたら、気をつけて観察し、早めに病院を受診した方がよいでしょう。
風邪をひいて具合が悪い時には、とにかく水分補給に気をつけ、離乳食はスケジュール通りにすすめることを中断し、風邪の治療に専念しましょう。
食欲がある時は、消化の良いものを与えるようにし、胃腸に負担がかかるような冷たいもの、硬いもの、脂っぽいもの、食物繊維が多い消化の悪いものは避けるようにしましょう。風邪が治ったら、あせらずに少しずつ、もとの離乳食に戻してゆきましょう。
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まずはお試ししたいという方向け! お子様の成長に合わせてお作りする、大人も子供も美味しく食べられる優しい作り置きのプランです。 季節の食材や食材本来の旨味を活かした調理を心がけております。 ※お子様だけのメニューも受け付けております! (離乳食のみも対応可能) 目安:3〜4名 8〜10品 メニュー例 ・鮭の塩麹焼き ・白身魚のフライ ・鶏肉のマーマレード焼き ・鶏肉の唐揚げ ・鶏手羽の照り煮 ・豆腐ハンバーグ ・いんげんの豚肉巻き ・かぼちゃの甘煮 ・じゃがいもの土佐煮 ・ひじきの煮物 ・ほうれん草のごま和え ・春雨サラダ ・ポテトサラダ ・具だくさんみそ汁
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mari
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