
1歳の幼児食はなにがおすすめ?気をつけるべきことと合わせて解説
1歳~1歳半になると、個人差もありますがミルクや母乳の量が減り、離乳食の量が増えてくることでしょう。
食事のリズムが安定し、栄養素やエネルギーの大部分を食物から摂取できるようになると離乳の完了になり、幼児食へと移行していきます。
幼児食とは、大人と同じ食事を食べるための準備期間となります。
スムーズに幼児食を進めていけるよう、与える食事のポイント・注意点について、1歳児の体の特徴とともに解説いたします。
1歳児の身体的特徴
この時期の赤ちゃんは、乳歯が生え、好奇心旺盛になり、様々な動きができるようになります。
生後6~9か月で歯が生え始めた子に関しては、上の前歯2本、下の前歯2本が生え揃う頃となります。歯の生える時期は個人差が大きく、奥歯まで生える子もいれば、前歯が1~2本しか生えない子もいることと思います。
一般的には、1歳では前歯が少しでも生えていれば、発達面の心配は無いとされています。
また、好奇心が強くなり、色々なものに興味を持って触るようになり始めます。
自分のものと他人のものの区別もついてきて、おもちゃや食べ物を取られると怒りを表す赤ちゃんもいるでしょう。
手が器用になってきて、指先で物をつまんだり、クレヨンで点や丸を描けるようになる子も増えてきます。
スプーンやフォークにも興味を示すようになりますが、上手に使えるようになるためには練習が必要です。
味覚も発達してくるため、好き嫌いや食べムラも出てくる頃になります。
1歳児の幼児食のポイント注意点
幼児食とは、主に1歳~5歳までの食事を指しますが、大人の食事とは違うため、注意すべき点があります。
離乳食と比べ、食べられる物は増えますが、噛む力・飲み込む力は未熟なため、赤ちゃんに合わせた固さや大きさにして与える事が必要になります。
フォークやスプーンを使って食べることに慣らす時期でもあり、手づかみ食べと合わせ、フォークで刺しやすい形状にしてあげるなど、自分で食べたいという意欲を育ててあげることも大切です。
また、幼児期には、3食の他におやつを与える必要があります。
理由としては、この時期の赤ちゃんは活動量が増えますが、消化器官が未熟なため、3食で摂れる栄養素やエネルギーだけでは足りない場合があるからです。
幼児食は、大人と同じように、3食の食事から栄養を取ることを目的としています。
1歳児は成長が著しく、栄養不足に陥りやすいため、必要なたんぱく質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などをバランスよく摂れる食事を心がける必要があります。
1食で必要な栄養素を摂るためには、肉や野菜、お米などをバランスよく食べる必要があります。
量の目安としては、個人差はあり3ますが野菜40~50g、豆腐50~55g、魚や肉15~20gとなっており、お米は柔飯なら90g、普通飯なら80gです。
また、同じたんぱく質でも植物性・動物性がありますので、どちらも偏りなく食べるように心がけましょう。
目安にとらわれすぎず、赤ちゃんの様子を見て量を調節する必要もあります。
固さについては、ご飯は1歳~1歳半で軟飯~普通飯、野菜や肉類は歯茎で噛める固さが目安になります。
固めのバナナやハンバーグくらいの固さがよいでしょう。
1歳半を過ぎると噛む力は発達してきますが、個人差があるため、急に大人と同じ固さにせず、様子を見ながら調節する必要があります。
食材の大きさについては、手でつかんで齧れるくらいが目安です。
赤ちゃんが持ちやすい大きさにしてあげると、手づかみ食べの練習になります。
また、サイコロ状に切る場合は、8mm~1cmがよいとされています。
ちょうど一口で口に入れられるくらいの大きさだと、齧れずに口に詰め込んでしまう可能性があるため、注意します。
慣れないうちは特に、窒息の恐れがあるため、食事中は目を離さないよう心がけましょう。
また、おやつについては、砂糖の入った甘いお菓子は避け、おにぎりやパン、果物、芋などエネルギーや栄養素が豊富なものが望ましいとされています。
1日の食事におけるおやつのエネルギーの割合は10~20%となっており、2歳までは150kcalが目安となります。
朝昼晩の食事に響かないよう、食事との間隔を2~3時間開けるようにし、おやつの食べ過ぎで食事が食べられない、ということが無いように心がけましょう。
1歳児に与える幼児食のレシピ
幼児期は体が急激に成長する時期のため、炭水化物、ビタミン・ミネラル、たんぱく質の3つをバランスよく摂れるように心がけましょう。
ここでは、幼児食のレシピの一例を紹介します。
アスパラガスのヨーグルトディップ
◆材料(大人ふたり分+子どもひとり分)
グリーンアスパラガス 2束
※大人用ディップ
A
- プレーンヨーグルト
- 大さじ1
- マヨネーズ
- 大さじ1と1<h2>2
- 粒マスタード
- 小さじ1
- しょうゆ
- 小さじ1/2
※子ども用ディップ
B
- プレーンヨーグルト
- 小さじ2
- マヨネーズ
- 小さじ1/4
- 蜂蜜(大人用)
- 少々(なくても可)
- 粗びきこしょう(大人用)
- 少々(なくても可)
作り方
- アスパラガスは、かたい所はピーラーで皮をむく。さっとゆでたら子ども用に1</h2>2本を鍋に残して、やわらかくなるまでゆでて冷水にとる。
- 大人用と子ども用どちらも水気をきり、半分に切る。
- 子ども用ディップはBを混ぜて添える。大人用ディップはAを混ぜて(2)に添える。あれば、蜂蜜少々、粗びきこしょうなどを加えると味に深みが出る。
オリジナルトマトソースでオムライス
材料(幼児1人分)
- トマトホール缶 1個
- 玉ねぎ 1/2
- にんじん 1/2
- ベビーコンソメ 1包
- ご飯 80g
- 鶏ひき肉
作り方
- 玉ねぎとにんじんはみじん切りにして、電子レンジで火を通す。
- 鍋にトマトホール缶、玉ねぎ、にんじん、少量の水を入れて煮込む。
- 仕上げにベビーコンソメを入れて、ひと煮立ちさせたらオリジナルトマトソースの完成。
- サラダ油で熱したフライパンに、鶏ひき肉を入れて炒める。
- ご飯とトマトソース大さじ1を加え、混ぜ合わせたらチキンライスの完成。
まとめ
幼児食を開始する1歳~1歳半ごろは、前歯で食べ物を齧りとり、奥歯でかみ砕けるようになる時期です。この頃は3食のリズムもつき始め、食べる量も増えてきます。
成長の著しいこの時期に栄養が不足しないように、朝昼晩の3食の他に、1日2回のおやつを取り入れるようにしましょう。
食べ物の固さは、ご飯は幼児食の初期は軟飯から始め、慣れてきたら大人と同じ固さに移行していきます。ご飯以外については歯茎で噛める固さで、固めのバナナやハンバーグが目安になります。
味については薄味を心がけ、濃い味に慣れないように気を付けましょう。
幼児食は大人の食事を食べるための準備期間になります。3食の食事に加え、おやつの栄養も考えるのは大変ですが、バランスよく栄養素が摂れるように献立を考えていきます。
食べムラや好き嫌いも出てきますが、焦らずに、食事の楽しさを伝えられるように進めていきましょう。
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