
高血圧でNG飲みものとはなにか 注意点も合わせて解説
厚生労働省によると、日本には1000万人以上の高血圧患者がいるとされています。しかしこれは医療機関を受診し血圧をコントロールしている人の人数であり、実際に血圧が高い人はその4倍にも上ると推計されています。自覚症状の少ない高血圧は、受診をせずに普段の生活を続けている人も多くいると考えられるためです。高血圧は放っておくと命にかかわる重大な疾患を引き起こします。日本人の死因に多い心疾患や脳血管疾患については、高血圧が大きなリスク要因となっていることも明らかになっています。高血圧は食事や飲み物など、普段の食生活を意識することが改善のカギです。今回は高血圧の方が飲んではいけない飲みもののことについて解説します。
高血圧の原因
高血圧の原因は第一に塩分の多い食習慣です。日本高血圧学会では1日当たりの塩分摂取量を6g未満、WHOの基準では減塩目標5gと定められています。野菜を食べる量も大切で、少ない量ではカリウムなどが不足し、塩分を体外に排出しにくくなるため、結果として高血圧を招くのです。
また、肥満、ストレスによる自律神経の乱れ、喫煙などによるものや、心臓疾患や腎臓疾患などほかの病気によって引き起こされる二次性高血圧もあり、原因は様々です。
高血圧の定義
日本高血圧学会による高血圧の診断基準は、診察室での収縮期血圧(最大血圧)が140㎜Hg以上、または拡張期血圧(最小血圧)が90㎜Hg以上の場合と定められています。
また、家庭で測る場合は診察室よりも5㎜Hg低い135㎜Hg(最大血圧)/85㎜Hg(最小血圧)の基準が用いられます。139㎜Hg(最大血圧)/85~89㎜Hg(最低血圧)は正常高値血圧で、高血圧には定義上入りませんが要注意の値です。
高血圧になると出てくる生活への影響
高血圧であっても、よほど急激に血圧が上昇しない限り普段の生活でこれといった症状が出ることはありません。そのため自分が高血圧であると気づかないうちに徐々に動脈硬化が進行し、大血管や心臓、脳血管、腎臓、目の網膜などの内臓が傷害を受け、動脈瘤、動脈乖離、狭心症、脳梗塞、腎不全、視力障害など様々な重大疾患を引き起こすことになります。
高血圧の時に摂ってはいけない飲みもの
ジュースなどの清涼飲料水
高血圧の方にとって塩分と同じくらい気を付けないといけないのが糖分です。口当たりの良い清涼飲料水は、普段の水分補給に飲まれている方もおられるかもしれません。しかし清涼飲料水には驚くほどたくさんの糖分が含まれています。
中でもコーラやサイダー、フルーツ味の炭酸飲料の糖分量はとても多く、500mlのペットボトル1本あたりには角砂糖10個以上の糖分が使われていると言われています。缶コーヒーだと甘いタイプのものは角砂糖3個分、微糖タイプでも角砂糖1個分の糖分が使われているのです。お仕事の合間などに1日数回缶コーヒーを飲まれる方は注意が必要です。また、水分補給のために飲むスポーツドリンクは、一見体によさそうに思えますが、こちらにも角砂糖5~8個分とたくさんの糖分が使われています。また、カロリーオフと記載されたフレーバーウォーターにももちろん糖分は含まれています。100mlあたり0
5g未満の糖分含有量だと「糖質ゼロ」と表示ができるので、水代わりに飲んでしまうこともあるかもしれません。知らず知らずのうちに糖質の過剰摂取になってしまうので注意が必要です。
糖分と血圧は非常に密接に関わっています。清涼飲料水など糖分の多い飲みものを飲むと血糖値が上がり、高血糖の状態を招きます。いわゆる血液がドロドロした状態です。体は血液がドロドロしているとサラサラにしようとします。サラサラにするためには血液中の水分量を増やさないといけません。血液量が増えると血管の壁にかかる圧力が増加し、結果的に高血圧になるのです。また、高血糖の状態が続くと血管がもろくなるため、動脈硬化にもつながりやすくなります。
アルコール
高血圧の方にとってはアルコールも飲み方に注意しなくてはならない飲みものです。習慣的な飲酒量が増えると血圧が高くなる傾向があると言われています。
しかし、仕事の疲れやストレス解消に少量のアルコールを飲むことは決して悪いことではありません。少量のアルコールは血管を拡張して血圧を下げる効果があるからです。
しかしここで忘れてはならないのが「適量」ということです。過度に飲むと血管の収縮反応が高まったり、心臓の拍動が早まるなど、高血圧を招く反応につながりますので飲む量には注意しないといけません。
例えば日本酒なら1合まで、ビールなら中瓶1本まで、焼酎は半合弱までにしましょう。ウイスキーやブランデーだとダブル1杯まで、ワインなら2杯までが目安です。これは1日の男性の目安ですので、女性ならこの半分くらいが適量となります。
また、アルコールを摂取する際におつまみを食べる人は多いですが、さきいかやジャーキー、魚の干物など塩分の高いものが多いので摂り方に注意しないといけません。
高血圧の方におすすめの飲み物
高血圧の方におすすめなのは、緑茶やウーロン茶などのお茶類です。台湾の国立成功大学による疫学調査では、「緑茶かウーロン茶を毎日120ml(湯呑み1杯程度)1年以上飲み続けている人は高血圧の発症リスクが低い」という結果が発表されています。緑茶に含まれるポリフェノール酸には強い抗酸化作用があり、血管の老化を防ぐという効果があると考えられているからです。また、同じく緑茶に含まれるカテキンには、血管の収縮や血圧の上昇にかかわる酵素の働きを抑えるような働きがございます。
また、お酢ドリンクもおすすめです。お酢に含まれる酢酸には血管を広げる働きがあるため、飲むと血圧の上昇を抑えることができます。しかしお酢はそのままでは酸が強すぎて内臓への刺激が強いので、リンゴ酢などの果実酢を使い、水割りやお湯割りなどにして飲むと良いでしょう。
まとめ
高血圧の人にとっては毎日の食事や飲みものの選び方がとても大切になってきます。糖分をたくさん含む清涼飲料水は、高血糖を招き、体内の血液量が増えるため高血圧の方にとっては特にリスクの高い飲みものだと言えます。高血糖により血管がもろくなることで動脈硬化も招きますので、できるだけ飲まないことをおすすめします。アルコールは少量だと血管を拡張するので血圧が下がる効果も見込めますが、飲みすぎやおつまみによる塩分過多には十分注意しましょう。反対にお茶には血管の老化を防いだり、血圧の上昇を抑える効果があり、高血圧の方にとっても安心して飲める飲みものだと言えます。リンゴ酢などのお酢にも血圧を下げる効果が期待できますので、清涼飲料水の代わりにお酢ドリンクを作って飲むのも良いでしょう。
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