ダイエットの味方？！マイナスカロリー食品について解説！
ダイエット中はどのような食べ物を食べれば良いか悩む場面も多いでしょう。カロリーや糖分など気になることが多いと思います。「マイナスカロリー食品」はダイエット中の食品のお悩みを解消する助けとなる可能性があります。この記事ではマイナスカロリー食品についてどのような食品なのか、どのような食品がマイナスカロリー食品と呼ばれるのかについて解説いたします。
マイナスカロリー食品とは
マイナスカロリー食品とは、その食品に含まれるカロリーよりも消化吸収にかかるエネルギーが上回る食品のことをいいます。理論的には食べても太らないばかりか、むしろ痩せる可能性さえ秘めています。これらのマイナスカロリー食品には現在、科学的な証明は示されていませんが、低カロリーで満腹感が得られることは間違いないので、ダイエットの強い味方になることでしょう。
マイナスカロリー食品はその食品に含まれる食物繊維やタンパク質、カロリーの消費に有利な成分などが豊富といわれています。そのため、消化や吸収に多くのカロリーを必要とします。その結果、食品に含まれるカロリーよりも多くのエネルギーを消費するため、「マイナスカロリー」と呼ばれるのです。
マイナスカロリー食品と言われているものの解説
マイナスカロリー食品は決して特別な食品ではなく、身近な食品にも多く存在します。続いて、身近なマイナスカロリー食品をご紹介いたします。
セロリ
セロリはほとんどが水分で構成されているため、そもそもカロリーがとても低い食品です。さらに、食物繊維が豊富に含まれるため、吸収されるエネルギーは少ない傾向があります。また、ビタミンB群やビタミンC、ビタミンEなどの栄養素がバランスよく、豊富に含まれています。
セロリに豊富に含まれる食物繊維は、お通じの改善や血糖値上昇の抑制などダイエットだけではなく、健康そのものに良い効果が見込まれます。また、セロリに含まれるビタミン類には抗酸化作用やエネルギー代謝効果が期待できるため、ダイエットにも効果的でしょう。さらに、セロリにはむくみに効果的なカリウムも含まれるため、すらっとした見た目になる助けにもなります。
野菜スティックやスープなど、手軽に食べることができるため、小腹がすいたときに間食がわりに食べるのもいいでしょう。
グレープフルーツ
グレープフルーツには果糖が含まれるものの、ほとんどが水分のため、低カロリーな食品です。ビタミン豊富で食物繊維を含み、カリウムなどの成分も含まれるため、健康的な体作りに非常に効果的です。
グレープフルーツにはレモンなどの柑橘系の果物と同様にビタミンCをはじめとするビタミン類が多く含まれます。食事に取り入れることで、食事制限などで偏りがちな栄養バランスと整えることに一役買ってくれることでしょう。
食物繊維は腸内環境を整えてくれます。そのため、老廃物の排出やお肌の調子をよくするために有効な成分です。また、カリウムは血圧の調節に効果的に働き、塩分を排出する作用を持つことからむくみ改善の効果が期待できます。
グレープフルーツは、食後のデザートやおやつとして取り入れやすいため、マイナスカロリー食品を取り入れ始めるのには向いているでしょう。常温保存が可能で、すぐに悪くなることはないのでまとめ買いしてストックしておくことにも向いています。
注意が必要な点として、グレープフルーツは特定の薬との相性が悪いことが知られています。現在お薬を服用されている方は、グレープフルーツを食べる前にかかりつけ医などにご相談してください。
レタス
レタスは他のマイナスカロリー食品と同様、水分の割合が多く、食物繊維を多く含んでいます。また、脂質はほぼゼロと言っていいほど少ないので、満腹感がありながらも非常に低カロリーな食品です。
レタスのサラダなどを食事の前に食べることで、満腹感を得られるだけでなく、食事による血糖値の急激な上昇を防ぐ効果が期待できます。血糖値の急激な上昇は、インスリンの大量分泌につながります。大量に分泌されたインスリンは脂肪の合成を促進し、体脂肪の増加につながるため、ダイエットには大敵です。レタスによる血糖値の上昇を抑える効果は、インスリン分泌の観点からもダイエットに効果的と言えるでしょう。
とうがらし
唐辛子の辛み成分であるカプサイシンには体内の中性脂肪をエネルギーとして消費できる脂肪酸に変換する働きがあることが分かっています。そのため、唐辛子を食べることで体脂肪の燃焼効果を期待することできます。
唐辛子を一度にたくさん食べることはないとは思いますが、唐辛子自体のカロリーは低いとは言えません。ですが、唐辛子に含まれるカプサイシンがアドレナリンの分泌を促進することで体脂肪の燃焼やエネルギーの代謝を促進するとされています。そのため、摂取カロリーよりも消費カロリーのほうが多いとされており、マイナスカロリー食品の仲間として知られています。
唐辛子は食事の主役となることは少ないですが、調味料として取り入れるのは難しくありません。辛いのが苦手な方にはハードルが高いかもしれませんが、いつもの食事に軽く一振りするだけで取り入れることができます。そのため、比較的簡単に食べることができるマイナスカロリー食品と言えるでしょう。
まとめ
日々の食事でカロリーを気にされる方は、食品を選ぶのも一苦労のことでしょう。食品に含まれるカロリーよりも消化・吸収にかかるエネルギーのほうが多いとされる「マイナスカロリー食品」は心強い選択肢となります。セロリやレタス、グレープフルーツなど身近な食品が実はマイナスカロリー食品なのです。これらの食品を日々の食事に気軽に取り入れることで、健康的な食生活を目指しましょう。
この記事を書いたライター
シェアダイン編集部
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