
豆腐はいつから食べさせていい?豆腐の離乳食解説
植物性タンパク質の代表である大豆から作られるお豆腐は、「畑のお肉」と呼ばれるほど栄養価が高く、離乳食のタンパク質補給におすすめの食品です。お豆腐は味が淡白で、どんな食材とも合うので、離乳食期全般において活躍する食材でしょう。そこで、この記事では離乳食で赤ちゃんに豆腐を食べさせるときの調理方法や、おすすめのメニューなどについて解説いたします。
豆腐は何歳から食べさせて良い?
生後5〜6ヶ月になると、そろそろ離乳食をはじめる時期ですが、お豆腐は離乳食初期から食べさせることができます。豆腐は良質な植物性タンパク質だけでなく、ビタミンE、マグネシウム、カリウム、鉄分、カルシウムなどが豊富なので、栄養価が高く、消化も良いので、離乳食には積極的に取り入れたい食材のひとつです。
ただし、豆腐の原料となる大豆は、「アレルギーを起こす可能性のある特定原材料に準ずる20品目」に含まれています。そのため、アレルギー反応を起こす可能性もあるので、離乳食をはじめるときにはまず消化も良く、アレルギーを起こす可能性の少ない10倍がゆから始め、次に野菜の順番で進めるようにし、3〜4週目ぐらいに豆腐を与えるようにした方がよいと思います。初めて豆腐を与えるときには、まずひとさじからスタートし、なれてきたら少しずつ量を増やしていくようにしましょう。
離乳食初期には、それまでミルクしか口にしたことがなかった赤ちゃんが、初めて食べ物を口にするので、飲み込みやすいペースト状にしなければいけません。そのため、硬い木綿豆腐よりも、柔らかい絹ごし豆腐がおすすめです。離乳食中期になり、舌でつぶせるようになり、さらに後期になり歯ぐきで潰せるようになれば、固形のお豆腐も食べられるようになるでしょう。
豆腐を食べさせる際の注意点
お豆腐は、特に夏の暑い時期は、冷奴が美味しいものです。大人は冷たいまま食べても問題ありませんが、抵抗力のない赤ちゃんには、殺菌のために、火を通してから与えるようにしてください。
生後5−6ヶ月の離乳食初期はゴックン期といわれ、赤ちゃんが、食べ物を飲み込むことに慣れるのが目標です。柔らかい絹ごしどうふを、ペースト状にして与えるようにしましょう。
飲み込むことになれてきた生後7〜8ヶ月ごろの離乳食中期はモグモグ期といわれ、舌で食べ物をつぶせるようになることが目標です。柔らかい絹ごしどうふなら、ペースト状にしなくても、スプーンなどでつぶすだけでも大丈夫でしょう。
生後9〜11ヶ月ごろの離乳食後期はカミカミ期といわれ、歯茎で潰して食べることが目標です。少し歯応えのあるものも試してみたらよいでしょう。小さく切った木綿豆腐や手づかみで食べられるようなものを工夫してあげるとよいかもしれません。
1歳から1歳半の離乳食完了期は、パクパク期といわれます。歯茎も強くなり奥歯も生えてきていることが多いので、歯茎や歯を使って噛み砕くことができるようになり、大人に近い食事が取れるようになっていく時期です。大人用のお豆腐料理を取り分けて食べさせることも、少しずつできるようになってくるので、お母さんの負担も少しは楽になるでしょう。
豆腐の時期別メニュー
10倍がゆになれてきたら、まずペースト状のものからはじめましょう。少しずつお豆腐の大きさを大きくしていき、離乳食が完了する頃には、大人から取り分けたものを食べられるようにすることが目標です。
離乳食初期の豆腐を使ったメニュー
基本の豆腐ペースト
- 準備するもの
- 絹ごし豆腐
- 耐熱容器
- 裏ごし器またはすりおろし器
下ごしらえの手順【電子レンジ】:少量でも作りやすい方法
- 耐熱容器に水と小さく切った豆腐を入れる
- 電子レンジで1分程加熱して水を切る
- 磨り潰す
下ごしらえの手順【鍋】:丁寧に茹でる方法
- 鍋にお湯を沸かし、豆腐を入れる
- 1分半ほど加熱したら水を切る
- 磨り潰す
引用:豆腐を使った離乳食の作り方とおすすめレシピ10選 | ピントル
豆腐のお粥
- 豆腐を湯通しする
- 鍋に炊いたお米と水を入れて煮て、10倍粥を作る
- 別の鍋に食べる分の10倍粥と豆腐を入れ、ひと煮立ちさせる
- 粗熱が取れたら、ブレンダーでペースト状にする
引用:ごっくん期の豆腐レシピ。離乳食に豆腐を取り入れるときのポイント|子育て情報メディア「KIDSNA(キズナ)」
豆腐とかぼちゃのポタージュ
- 豆腐を湯通しする
- かぼちゃの皮をむき、種とワタを取り除く
- かぼちゃを適当な大きさに切る
- 鍋に水を入れて沸騰させ、かぼちゃがやわらかくなるまで茹でる
- 粗熱が取れたら、ブレンダーでかぼちゃと豆腐をペースト状にする
- 5を粉ミルクでのばす
引用:ごっくん期の豆腐レシピ。離乳食に豆腐を取り入れるときのポイント|子育て情報メディア「KIDSNA(キズナ)」
離乳食中期の豆腐を使ったメニュー
ほうれん草の白和え
- ほうれん草の葉15gをやわらかく茹でて、細かく刻む
- 木綿豆腐を30gを耐熱容器に入れて、ラップをして電子レンジで20秒ほど加熱する
- 2をなめらかにすりつぶす
- 3に1を加えて混ぜ合わせる
ほうれん草の代わりに、チンゲン菜や小松菜を取り入れてもおいしく食べられます。
引用:【時期別】木綿豆腐を使った離乳食のレシピ。下ごしらえや冷凍保存方法|子育て情報メディア「KIDSNA(キズナ)」
離乳食後期の豆腐を使ったメニュー
豆腐ツナハンバーグ
材料(約6食分)
- 玉ねぎ 50g
- にんじん 30g
- 木綿豆腐 1丁(300g)
- ツナ缶(オイル・食塩不使用) 1缶
- パン粉 40g
- 片栗粉 大さじ2
- サラダ油 適量
作り方
- 玉ねぎとにんじんはそれぞれみじん切りにする。耐熱容器に一緒に入れてふんわりとラップをかけて600wのレンジで約50秒加熱する。
- 袋に木綿豆腐・ツナ缶(汁気を切っておく)・パン粉・片栗粉・1を加えてよくもみ混ぜる。袋の端を切る。
- フライパンにキッチンペーパーで薄くサラダ油を引き、ひとくち分ずつ生地を入れる。ふたをして弱火で約3分加熱する。ひっくり返してふたをして約3分加熱して完成。
引用:手を汚さずに作れる! 豆腐ツナハンバーグ(生後9〜11ヶ月頃から) | MAMADAYS(ママデイズ)
離乳食完了期の豆腐を使ったメニュー
豆腐のコーングラタン
材料(1食分)
• 豆腐(絹ごし) 20g
• コーンクリーム缶 15g
• 育児用ミルク 小さじ1
• 溶けるチーズ 3g
• ほうれん草(葉先) 2g
作り方
- 豆腐はゆでて1㎝角に切る。
- コーンクリームは裏ごしをしてなめらかにし、育児用ミルクと混ぜ合わせる。
- ほうれん草をゆでて水にさらしてあくを抜き、みじん切りにする。
- 耐熱容器に1を入れ、2をかけて、溶けるチーズをのせる。
- トースターでチーズが溶けるまで5分程度焼く。
- 5の上に3をのせる。
引用:【離乳食完了期】豆腐のコーングラタン|離乳食・離乳食レシピ(管理栄養士監修)|ベビーカレンダー
豆腐ステーキ
材料
- 豆腐(絹ごし)1/8丁
- 醤油 数滴
- かつお節 5g
- 油 少々
- 豆腐を電子レンジで1分程度加熱して水気を切り、薄くスライスする。
- 油を薄くひいたフライパンで豆腐を両面こんがりと焼く。
- 醤油とかつお節をあえて、2の上にのせる。
引用:【今日の離乳食】完了期11日目におすすめの献立とレシピをチェック! - こそだてハック
豆腐を使った離乳食の保存について
離乳食は少量のため、特に野菜は下ごしらえをしたものを冷凍することは可能ですが、豆腐の冷凍保存はおすすめできません。
豆腐は水分が多いため、冷凍すると水分が分離して凍るので、解凍すると高野豆腐のようなスポンジ状になってしまいます。大人向けにその食感を活かした料理もありますが、食感が悪く、硬いので離乳食には向かないでしょう。お豆腐は痛みやすく、特に抵抗力の弱い赤ちゃんには新鮮なものを準備してあげるようにしましょう。
豆腐ハンバーグのように水気を切って調理したものは、ラップに包んでひとつずつ冷凍することも可能ですが、1週間以内に食べ切るようにした方がよいでしょう。味も落ちますし、できるだけ新鮮なものを赤ちゃんには食べさせてあげましょう。
まとめ
豆腐は植物性タンパク質、ビタミンE、マグネシウム、カリウム、鉄分、カルシウムなどが含まれて栄養価が高く、消化も良いので離乳食にはおすすめの食品です。しかし豆腐の原料である大豆は、アレルギーをひき起こす場合があるので、離乳食初期にはお粥や野菜に慣れた3〜4週間ごろに、ひとさじずつ様子をみながら始めるとよいでしょう。
豆腐はクセもなく、いろいろな食材や調味料と合わせることができます。離乳食初期にはペースト状にしなければいけませんが、離乳食が進むにつれて大人からのとりわけも可能です。痛みやすいので、冷凍することはできるだけ避けた方がよい食品なので、赤ちゃんと大人の料理に工夫して取り入れ、新鮮なうちに使い切るようにしましょう。
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